xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

WWE : 総帥ビンス・マクマホン氏 自己所有のWWE株式を300万株以上も売却 ~手にした現金110億円以上! プロ・フットボール等への投資目的会社を新たに設立~

トランプ、北のロケットマン、Ghost In the shell~鷹の爪2017番外編[ファイトクラブ]マクマホンWWE株高値売却 – 週刊ファイト

 

週刊ファイトの宣伝用記事で、上記のように『マクマホンWWE株高値売却』(笑)という悪意する感じるタイトルが使われていました。

気になったので、米国のプロレス業界誌を調べてみましたぞ。

 

(補足)引用あるいは参考にするものは、ネット上で無料かつ広く一般に公表されている部分のみです。有料配信等されている部分は、引用等は一切行いません。

 

 

今回参考にしたのは、WrestlingInc.com

2017年12月21日付のトップ記事として掲載されていたモノでござる。

 

 

WWEの総帥(補足:オーナーにして会長兼CEO(最高経営責任者)という絶対的な権力者)であるビンス・マクマホンさん。

WWEとは切り離された別法人のAlpha Entertainment(注:組織形態はLLC。投資会社等では一般的に使用される組織形態。)を新たに設立。

 

 

当法人の設立趣旨は

「プロ・フットボール(補足:サッカーではありません。米国ではアメフトを指します)を含むスポーツまたはエンターテインメント事業へ投資機会を探る」

となっています。

一部では、

「ビンス・マクマンは、かつてWWEが手掛けていたXFLというアメフト・リーグの再開を目指している!」

との報道がありましたが、Alpha Entertainmentの設立趣旨に「XFL」の再開を臭わせる箇所が垣間見えると考えるのも無理からんものかと思われます。

なお、

WWEの広報担当者によれば、Alpha Entertainment社によるXFLの再開の可能性のについては肯定も否定もしなかった」

ともありますが、別法人として設立された組織の動向についてコメントできる立場にはない、と考えるのが普通でしょう。

 

 

 

。。。

 

 


総帥ビンスさんが、どんなディールを組んだのかというと、記事では

ビンス・マクマホン氏は、Alpha Entertainment社を通じた投資資金を確保するため、自身が所有するWWE株式344万株を売却した。」

とあります。

WWEがSEC(米国証券取引委員会)に提出した資料には、どんなことが書かれていたかというと・・・

 

2017年12月21日、World Wrestling Entertainment、Inc.(以下「当社」といいます。)の会長兼最高経営責任者(CEO)であるVincent K. McMahon(以下「Mr.MacMahon」といいます。)は、当社のクラスA普通株式334万株を、1933年米国証券法ルール144に従い、ブロック・トレードにより売却いたしました。

 

Mr.MacMahonは、今回の売却の主たる目的として、WWEとは別法人であるAlpha Entertainment LLCの設立資金の確保を挙げています。

 

なお、Alpha Entertainment LLCは、Mr.MacMahonがプロ・フットボールを含むスポーツおよびエンターテイメントを対象に投資機会を探るために設立した組織です。

 

また、Mr.MacMahonは、現時点において当社株式の追加売却を予定しておらず、当社の会長兼最高経営責任者(CEO)を継続する意思を明らかにしております。

 

Mr.MacMahonが今回売却した株式総数は、当社のクラスA普通株式およびクラスB普通株式を合計した発行済株式総数の約4.3%に相当します。

 

Mr.MacMahonは、今回の当社株式の売却後も当社のクラスB普通株式32,193,375株を所有しており、これは当社における議決権の約82.8%、当社の普通株式総数の約41.8%に相当します。

 

 

今回の株式売却後も、ビンス・マクマホンさんの「WWEの総帥」たる地位は微動だにしない、というコトが分かります。

「悪のオーナー」のアングルは、リアルのオーナーだからこそ、説得力を持つんですよねぇ~

 

 

噂では・・・

長女のステファニー・マクマホンさん(とその夫のHHHさん)は、弟のシェイン・マクマホンさんの復帰とその興行上の成功に対して、かなりイラついているんだとか。

シェインさんが、現在は「タレント契約」(WWEにおける経営者たる地位は保有せず、あくまでレスラーと同じ扱い)だからといって、スマックダウンでの成功は動かし難い事実であるため、父であり総帥でもあるビンス・マクマホンさんが、シェインさんを経営者に引き上げる可能性は皆無とはいえない・・・

から、なんだとか。 

 

 

 

 さてさて。。。

 

 

 

ESPN Sports Business のレポーターであるDarren Rovellさんによると、

Alpha Entertainment社は12月16日、「XFL」に関する5件の商標を公式に登録した模様。

同社は最近、

「URFL」

「ユナイテッドフットボールリーグ」

「UFL」

フットボールの愛のために」

といったフットボール関連の商標登録を行っていたので、追加の商標登録を行ったということになります。

 

 

ビンス・マクマホンさんの事業家としての意欲は、ますます盛んと考えても良さそう・・・

年齢を考えると、米国における大金持ちの通例どおり、「財団」設立による事実上の相続税逃れを考えても良さそうなんですけれど・・・

(補足:米国では州によっては、相続税がかからないケースもあります。)