xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

David Bowie - Heroes  ~政治性を含んだ象徴詩の極みを味わいませう~

 

 

僕は、僕は王になる

そして君は、君は女王になる

あの者たちを追い払う術などありはしない

だけど、きっと倒せるさ、一日だけなら

英雄にだってなれるさ、一日だけならね

 

 

そして君は、君は僕につらく当たり

僕は、僕はいつも飲んだくれている

だって、僕たちは恋人だろ、事実そうだろ

そうさ、僕たちは恋人だろ、事実そうだろ

 

 

例え何が、何が僕たちを引き離そうとしたって

時間はあるさ、一日だけなら

英雄にだってなれるさ、ずっといつまでも

君は・・・どう思ってる?

 

 

あぁ、君が泳げたらどんなに素晴らしいだろう

イルカのように イルカが軽やかに泳ぐように

例え何が、何が僕たちを引き離そうとしたって

そんなものは倒せるさ、ずっといつまでも

あぁ、英雄にだってなれるさ、一日だけならね

 

 

僕は、僕は王になる

そして君は、君は女王になる

あの者たちを追い払う術などありはしない

だけど、英雄にだってなれるさ、一日だけなら

一緒にだっていられるさ、一日だけならね

 

 

僕は、僕は覚えている

立っていたんだ、壁に寄り添うように

そのとき、頭上に銃声が鳴り響いた

僕たちは口づけを交わした、何もなかったみたいに

でも、本当に恥じるのは壁の向こう側の者たちだ

あの者たちだって倒せるさ、ずっといつまでも

そして、英雄になるんだ、一日だけの

 

 

英雄にだってなれるさ

英雄にだってなれるさ

英雄にだってなれるさ

たった一日だけの

英雄にだってなれるんだ

 

 

何者でもない僕たち、そんな僕たちに救いの手は差し伸べてもらえない

たぶん全部・・・嘘なんだ、だから、君はここにいちゃいけない

でも凌ぎ切れるさ、一日だけなら

ほんの1日だけだもの

 

 

 

 

和訳はアザゼルによります。

多分に意訳を含めております。

 

 

この作品を耳にしたとき、何が言いたいの?と思ったものでした。

しかし・・・

あの「壁」が、東西冷戦の象徴ともいうべき『ベルリンの壁』を指していると知ったとき・・・

全てが氷解した思いがしました。

 

 

何て深い詩なんだろう・・・

そして、この旋律・・・

アザゼルは、ボウイさんの作品の中で、コレが一番好き。