xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

思想 哲学

またまた仏教ネタ : 「人生とは?」などと形而上学的質問はしてはならない、というのが仏陀の教え ~仏陀の教えを持ち出すことなく、ヴィットゲンシュタインが見事に喝破しちゃっているけど~

えっと。。。 「生きるとは何か?」 「真実とは何か?」 「正義とは何か?」 こんな形而上学的な問いに、臆面も無く答えるお坊様が、それこそ数えきれないぐらいにいらっしゃる。 ウソだと思ったら、大規模書店(お茶の水の三省堂とか、池袋のジュンク堂とか…

マイスター・エックハルト : 14世紀に教皇から異端宣告された考え方こそ、「ノンデュアリティ」の一つの到達点を指し示す ~「神は絶対的な無である」 だからこそ、神は唯一無二の存在なのだ~

今や全米で最も影響力があるスピチュアリストと称されるエックハルト・トール氏。 彼の著書を読んでいたんだけれど・・・ 今一つ・・・というより、今二つ、否、今三つぐらい腑に落ちてこないんです。 で、ネットで疑問点の回答を検索していたとき、『エック…

旧約聖書 創世記 : カインとアベルの物語 ~人類最初の殺人は、神の陰謀によるモノ~

いろんな意味でツッコミどころ満載の「聖書」 自己矛盾だらけのいい加減なはずの「聖書」が、尋常ではない数の人間に影響を与え続けてきた背景を考えるのは面白いですよね。 さてさて。。。 先日は「ヨブ記」を取り上げさせていただいたんですが、今回は「カ…

映画「バリーリンドン」を観る ~上映時間は3時間以上、しかし、そのイイタイコトはたった一言だけというオチ~

故・スタンリー=キューブリック監督にはシンパというか信者がやたらと多い。 彼の作品を貶しちゃうと、とたんに凶暴化して北朝鮮みたいに『無慈悲な攻撃』を仕掛けてくることがあるんです。 「キューブリック作品の良さが分からないバカは黙ってろ!」 みた…

「教誨師」(堀川惠子)を読む ~魂の震えをおぼえる、かくも素晴らしい本に出合えたことを感謝したい~

この本のことを書く前に、明らかにしておく必要があると思う。 「アザゼルは、死刑制度維持賛成者である」 この点を曖昧にしておくのは、卑怯な行為だと感じたからだ。 Amazon.co.jp: 教誨師: 堀川 惠子: 本 「きょうかいし」と読む。 全国教誨師連盟による…

安倍公房 「燃えつきた地図」を読む ~自己の存在を証明する"地図"がある、と思い込むことのあやふやさ~

アザゼルは、故・安倍公房さんの作品を「砂の女」以外読んでいなかったんです。 「砂の女」は確かに衝撃な作品ではあったのですが、いつもの癖で同じ作者の作品を味わってみたいとは思わなかったんですよね。 もし、彼の作品と何がしかの縁があるのなら、い…

「旧約聖書 ヨブ記」の持つ、相反する二面性 ~神の正義あるいは権威を強弁すればするほど、それを否定することになるという、大いなる矛盾~

理由は上手く説明できないんですが、アザゼルは旧約聖書が好き。 その中でも異色と言える「ヨブ記」に強い興味を抱き続けてきました。 「ヨブ記」って何のこと?ってヒトは、こちらで概要をお読みくだされ。 ヨブ記 - Wikipedia 参照先のウィキでも書いてい…