xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

2016-10-20から1日間の記事一覧

温故知新(その21) 仏教思想にいう“空”の考え方って、面白い ~何も無いからこそ、そこからすべてが生じてくる・・・~

仏教思想、特に般若心経に説かれている内容と、最新の宇宙論の考え方に相似した箇所ってありますよね。 仏教思想について、ほとんど語るべき言葉を持ちませんが、その中核を成す思想、あるいは考え方の一つに"空"というものがあるのだとか。ちなみに、一般的…

温故知新(その20) 十字架に架けられたイエスは何故、最後に"神よ、神よ、何故、私をお見捨てになられたのですか"と絶叫したのだろう・・・

ホントは、ナグ・ハマディ文書に含まれている、グノーシス主義色の濃い"トマスの福音書"について書こうと思っていたのです。でも、その過程で、結局この問題にぶつかってしまったという次第。 ちなみに“イエスは本当に十字架刑に処せられたのか?”という問い…

温故知新(その19) 何故、自殺する権利は認められないのでしょう・・・ ~天から「生きる自由」は与えられないのに、「死ぬ自由」は与えられるという不均衡さ~

とある古い映画の一節に、こんなやり取りがあったんです。登場人物は、恋人未満友達以上の男女の2人。 女性が自殺を図るんです、将来に絶望して。死にきれずにいたところを、男子が見つけて助ける。 そして、助かった女子に、助けた男子がこう言う。「生きて…

温故知新(その19) 重信 房子「革命の季節 パレスチナの戦場から」を読む ~70年代の日本を覆っていた狂気じみた熱狂に関する一考察として~

趣味 革命の季節 パレスチナの戦場から(出所:Amazonより) 1970年代の日本。いわゆる"インテリ"と呼ばれた階層の若者は、何故、狂気ともいうべき熱狂(熱病)にとりつかれていたのでしょう。 「よど号事件」関連の資料を読んでいたとき、信じられないほど…

温故知新(その18) 花の名前

人は言う愛は川のようなものだと ひっそりと隠れるように生える葦さえも無遠慮に溺れさせてしまうから 人は言う愛は刃物のようなものだと ただ穏やかでいたいと願う思いさえも容易に切り裂いてしまうから 人は言う愛は渇きのようなものだと 堪え難いほどの苦…

温故知新(その17) 『リアリティー』とは何か? 〜現実と夢幻の境界のアヤフヤさ。そして、実はその境界線上にある「意識」というものについて〜

私は屋上で、裸で寝袋にくるまってキノコを食べた。今度の幻覚は視覚的なものではなかった。 幻覚的な性質を帯びたのは私の感覚全体だった。「 私自身」だとみなしていたものが、感覚的に基づいて作り出していた精神的構築物だと気づき始めた。 自分はこうだ…

温故知新(その16) 祈り

私は、私のために生きる。 貴方は、貴方のために生きる。 私は、貴方の期待に応えるために、存在するのではない。貴方は、私の期待に応えるために、存在するのではない。 そして 何かの縁で私と貴方が出会えたのなら、それは、とても素晴らしいこと。 でも …

温故知新(その15) リグ・ヴェーダ「ナーサッド・アーシーティア讃歌」 ~3,300年前に成立した歌に思う~

一 世界が生じる前 時空も存在せず 如何なる物質も無かりき 遥か昔、何かが発動し、時空が生じぬ 二 太初の世界 消滅と発生を繰り返しぬ 光は届かず、しかして闇との区分も無し 物質を構成する源は、他力によらず自ら動く 三 世界に相互関連の輪が取り巻きぬ…

温故知新(その14) 風の行方

髪を揺らす風は、どこへ行く流れゆく水は、どこへ向かう ある者は、その行方を追いある者は、その場に佇む 散りゆく花弁が風に乗り飛びゆく行方を追うなかれ 過去を問わず、未来を待たずこの一瞬だけが、実存となる

温故知新(その13) 伊勢神宮(皇大神宮)の正宮は、男神と巫女の男女和合の有様を描くもの? ~原始宗教の息吹を色濃く残す神道の基本は”神様ゴッコ”~

今や日本最高のパワースポットとも称される「伊勢神宮」行けば元気がもらえる、というのであれば、観光気分で行くのも悪くはございますまい。 で・・・ お話は内宮・外宮の正宮にある「心御柱」(しんのみはしら)のこと。 心御柱は、社殿の中央にある柱を指…

温故知新(その12) 旧約聖書の”神”と新約聖書の”神”は同じではない? ~初期キリスト教における、あるグノーシス派の主張~

シノペのマルキオン。初期の正統キリスト教会から異端として徹底的に排斥された者。 西暦140年ごろ、初期教会が成立しつつあったローマに忽然と現れた、その人物。小アジア半島(ポントス)出身で、おそらくはキリスト教に改宗したユダヤ人であろうともいわ…

温故知新(その11) ジャニス・イアン「17歳の頃」を聴いて感じたこと ~この曲を含むアルバム「愛の回想録」はマジでヤバイぐらいの完成度~

えっと。。。 また中古CDショップでたまさか手にしたものでござる。ジャニス・イアンなんて歌手は知らなかったけど、原題の”between the lines”に臆面もなく「愛の回想録」という邦題を付けちゃった”超”感覚っていうか、ベタベタな昭和の臭いを嗅ぎ取って購…

温故知新(その10) ”絶対的超越者”たる神は、果たして存在するのか? という根本的な疑問

神の行為は、人間の行為とは根本的に異なるため、どこぞの殺人犯が「俺は人など殺していない。何故なら、魂は不滅だから。」などと戯言を言っても、何の抗弁にもならないことは、あらかじめ留意・・・というか、当然に理解しておくべきでしょう。 この説明が…

温故知新(その9) 映画『ディス/コネクト』を観る ~ネットへの依存は、やがて中毒と化し、人間関係そのものを麻痺させるものとなるのか~

映画『ディス/コネクト』これは、とても恐ろして、そして、とても魅力的な映画。 ネット上の関係は、現実の人間関係に代替可能なものではない・・・それなのに、ネット上の関係にのめり込む人間たち。 この行為を愚かと呼ぶことは容易い。だけど将来、その…

温故知新(その8) ちょっと気になる、ニューヨークタイムズ紙の記事 ~神は、サイコロを振り続ける~

Scientists Report Finding Reliable Way to Teleport Data(出所:ニューヨークタイムズ紙オンライン版より) 昨年、古澤先生のチームが、高確率での量子テレポーテーションに成功していたんですが、今回、記事で取り上げられたオランダのデルフト工科大学…

温故知新(その7) 信仰、神、真実

信仰とは言い逃れるための詭弁であり根拠となるべきものを評価し、考えを深めることを忌避するために編み出された、最高の方便に過ぎない。 (リチャード・ドーキンス) 私には、この言葉に対して、正しいとも、正しくないとも、言えるだけのものがない。あ…

温故知新(その6) ラッセルの思考実験 : 「世界は5分前に始まった」という仮説を論理的には否定できない ~世界は、もしかすると、いたずら好きな神の遊びで創造されたのかもしれない~

例えば、子供から 「世界」って何? 「記憶」って何? なんて真顔で尋ねられたら、回答に窮しちゃいますよね。 子供が抱く疑問って、無邪気な疑問であるだけに、ある意味で根本的な問いを含むことがあるように思いますぞ。 「どうして空は、青いの?」 程度…

温故知新(その5) ブラフマン、アートマン、同化、永遠の至福 ~「梵我一如」は、本当に至上の幸福をもたらすのだろうか?~ 

梵我一如は、古代インドに姿を表したウパニシャッド哲学の最終到達点なんだとか。時代的には、ブッダがこの世に出でるときよりずっと前のお話。 ・「梵」=「ブラフマン」・「我」=「アートマン」 「ブラフマン」とは、宇宙の根本原理(支配原理)という形…

温故知新(その4) 白昼夢 ~ 真昼に夢をみるとロクなことはない~

何だか落ち込んじゃって、ずっと家に引きこもりっぱなし。ゆったりと流れる静かな音楽をかけて、ベッドに腰掛けたまま、本を読むでもなく、ただボーとしていた。 そのうち、寝ちゃったみたい。。。 何の気もなしに、部屋の壁にかかっている大きな鏡に目をや…

温故知新(その3) ゆとり世代が読む「二十歳の原点」(高橋悦子) ~22歳の「私」が感じたこと~

この本、読むのは二度目である。最初に読んだときは、下らぬ作品だと捨て置いた。 それから数年が経ち、何故だか、この本をあらためて手に取る気になった。理由は自分でもよく分からない。 一度は下らぬと解釈はしてみたものの、何某かの違和感、自分の中で…

温故知新(その2) Exile

Look and remember. Look upon this sky. Look deep and deep into the sea-clean air, the unconfined, the terminus of prayer.Speak now and speak into the hallowed dome. What do you hear? What does the sky reply? The heavens are taken.This is n…

温故知新(その1) 映画「ジョニーは戦場に行った」を観る ~肉塊と化した兵士の慟哭と恐怖~

米国政府から徹底的に敵視された映画。同名の原作は1939年に発表。 しかし、「反政府文学」とのレッテルを張られ、第二次世界大戦の終戦間際に発禁処分。 戦後に復刊されるも、朝鮮戦争勃発に伴い再度発禁処分となる。 原作者の名はダルトン・トランボ。赤狩…

パロディ、かくあるべし ~政治は最高のショーである~

素晴らしい・・・ もう言葉が出ません・・・

TNA : なんと、アメックスから不払いで訴訟を起こされていたことが判明! ~ホントにおカネが底をついている模様・・・~

いつ経営破綻してもおかしくないとまで揶揄されている、米国第2位の規模を誇るプロレス団体「TNA」 今回、今年7月20日付けでカード会社大手のアメリカン・エクスプレス(AMEX)から、ニューヨーク州の裁判所に債務不履行(不払い)の件で訴訟を提起され…

新日本プロレス : リコシェさん、(色々と噂が飛び交っている)この時期に、来日延期 ~何も言うまい、何も言うまい・・・~

何も分かっているコトなんか無い・・・ハズ・・・多分 でも。。。 ゴシップ大好き!プオタのアザゼルにとっては、もうね ワクワクが止まらないぐらいに堪らないネタ でござる。 っていうか。。。 もう彼は日本には来ないのかしら・・・ だって〇〇されるのは…