xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

現在の「資本主義」に、崩れかけた日本を救うだけの力、果たしてありや? ~平成生まれのアザゼルが「全共闘白書」を読んでみた~

全共闘白書

 

 

 

この本、例によって古書店をふらついていたときに購入したもの。

ちなみに、とっくの昔に絶版。

 

内容は、かつて全共闘に参加した学生を対象に、闘争終結後、四半世紀を過ぎてから実施したアンケート結果をまとめたもの。

250人から寄せられたアンケートは、実名・匿名が混在するものの、出身大学別にまとめられており、非常に興味深い内容でございました。

 

当時、本当に「革命が起きると信じていた」者が、大学の別なく、ほぼ一定数いたのには驚きを隠せませんでした。

ある意味、恐ろしいほどに単純、よく言えば純真なんだもの。

 

でも、彼らの主張が分からないワケでもないんです。

当時は高度成長期にあった日本では広く一般には受け入れられなかったのかもしれないけれど、

 『貧困』

の2文字が悲壮なまでに現実性を帯びて日本社会全体へと浸透、否、浸食しつつある現状を踏まえたとき、彼の主張を「絵空事」あるいは「空想」と一笑に付すことが出来なくなってきたからに他なりません。

 

真面目に働けば、誰でも「人並みの生活」をおくれるような黄金時代は遥か彼方へと過ぎ去り、雇用止めに怯えながら暮らしていかねばならない非正規労働者が全労働者の3分の1を超えてきた現在。

すでに超高齢化社会へと足を踏み入れ、需給ギャップが一向に解消せず、経済成長が見込めない状況が常態化し、全土が言葉にはし難い曇天模様の陰鬱な閉塞感に包まれた現在。

 

 

 

もしかすると。。。

 

 

 

全共闘」のような形ではない、革命運動4.0のようなものが引き起こされる素地が生まれつつあるのかもしれません。

若年層が夢や希望を持つことのできない日本・・・

 

だったら、(それが無慈悲な暴力という実力行使であろうとも、)それを変えることができるのは、若年層の蜂起しかあり得るはずがございますまい。

理性を保持しつつ、暴力的手段により現政権を屠り、革命政権を打ち立てるという、いわゆるジャコバン主義ってやつね。 

 

 

 

もっとも。。。

 

 

 

見せかけの甘美な「自由」という幻想に牙を抜かれ、骨抜きにされた若年層に、それだけの意志や団結力が生まれるわけもなく・・・

ただ座して死を待つだけのような気も・・・

しちゃうんですよねぇ~

 

 

 

まっ!

 

仕方ないかしら・・・ねっ!!