xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

プロレスラーとケガ : 真霜拳號さん(38) 十字靭帯断裂・半月板損傷の手術のため、長期休業へ ~靭帯は5年前に断裂。半年以上も半月板損傷のままプロレス・・・~

 

  

 

 

 

 

手術の成功とリハビリが順調に進まれますことをお祈り申し上げております。

 

単純に頭を打つことが多くなった。
それで大きなダメージを負ったわけじゃないけども、これは危険な兆候で、確実に蓄積される。
それにストップをかけられるのは、自分自身ということ。

 

今回のご対応は、とても賢明なご判断かと存じます。

 

 

 

さてさて。。。

 

 

 

ケニー・オメガさんは、米国メディアとのインタビュー(Youtubeにて公開)で、非常に慎重に言葉を選びながら、現在は病床にいる柴田勝頼さんの「頭突き」多用に関する問題に触れていらっしゃいました。

 

 インタビューでは、柴田さんを非難するようなものではなく、

 

「一流のプロレスラーになればなるほど、

 ファンの前では、どうしても無理をしてしまうものなのだ」

 

ということを、丁寧かつ慎重に説明をなさっていらっしゃったのが印象的でした。

(ケニーさん自身、2度手術を受けていらっしゃるそうです。)

 

それと同時に、「頭突き」のような、自身も相手も結果的に「破壊」する技を多用することへの注意にも触れておられました。

 

 

オカダ・カズチカさんのように、宣伝文句として

 

「プロレスラーは、超人なんですっ!!」

 

と仰るのは当然のこと。

(あるいは、自身を奮い立たせるための言葉だったのかも。)

 

 

しかし、プロレスという「超肉体系エンターテイメント」の場合、

ケガと付き合っていくのも仕事のうち・・・

となるのは半ば仕方がないにしても、

(1)ケガを負わないための工夫(個人・団体)

(2)リング・ドクターの設置(団体)

(3)ケガをした場合のケア(個人・団体)

(4)ケガによる治療費・リハビリ費用の補償(団体)

(5)リハビリ期間中の生活費の補償(団体)

といった問題について、どのように向き合っていくのかも大切なポイントですよね。

 

 

例えば、新日本は、WWEとの差異を鮮明に打ち出さざるを得ないという「宿命」を負ってはいるものの、試合で使用する技(特に頭部・頸椎への直接的な衝撃を与える技)については検討する必要があるのでは?

  

アスレチックなプロレスは、確かに素晴らしいけれど、経営という側面からも持続可能性を考慮する時期に来ているのかもしれません。

 

新日本プロレスの当面の経営目標として最大のイベントは、株式上場の実現。

でも・・・もっとも大切な「商品」であり、最大の収益源が、いつブッ壊れるかもしれない会社の株式なんて、危なくって購入する気になりますか?

 

 

 

もっとも。。。

 

 

 

日本ではダントツ最大手の新日本プロレスですら、上記(1)~(5)について、十分といえるレベルにまで対応できているのか・・・

 

 過去のBUSHIさんらの呟き等を読んでも、脳裏によぎった疑問符を消し去ることはできません。

 

 

ましてや、インディ団体の選手にとっては、

団体に費用負担を望むこと自体が想像できない

という現実もあるでしょう。

それどころか、「団体」という実態すら持ち合わせてはいないところも少なくないようですし。

 

吉江豊さん(元新日本/現フリー)は、武藤さん体制当時の全日本プロレスに参戦されたとき、試合中に骨折したにもかかわらず・・・

補償は1円も出なったと仰っていたと記憶しています。

 

それどころか、インディ団体の多くでは契約書すら存在しないと、暴露系MOOK本に書かれていたぐらいですし。

ファイトマネーがチャンと出ないことも少なくない、出てもコンビニのバイトの時給の方が遥かに高いとすら揶揄される雀の涙のようなレスラーもいる・・・

 

  

 

ちなみに。。。

 

 

 

プロレス暴露系MOOK本によると、

 

「元プロレスラーって、意外なほど肉体労働ってできないんだよ。

 理由は、すでに身体がボロボロで長時間の肉体労働に耐えられないから。」

 

レスラーも「人間」と申しましたが、一部の例外を除き、引退後の方が現役時代よりも遥かに長いわけですもの。

 

有名だったレスラーが、現在は生活保護を受けて糊口をしのいでいる・・・なんて記事を読むと・・・

切なくなってまいります。