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xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

映画「冬のライオン」(主演:ピーター・オトゥール)を観る ~舞台劇の映画化としては出色の出来。ヘンリー2世の波乱の人生を堪能~

えっと。。。

 

冬のライオン [Blu-ray]

 

これまたアザゼルが生まれる遥か昔の作品。

実は・・・アザゼルは時代劇が大好き!なんです。

 

ちなみに、日本映画でも時代劇が大好き。

黒沢作品はもとより、何でもござれ(笑)

 

故・市川雷蔵さんの作品なら、現在DVDあるいはBDが販売されているものなら、おそらく全部拝見したはず。

殺陣(タテ)の上手さでは勝新太郎さんには到底及びませんが、あの凛としたお姿は・・・サイコーでござるぅ~

 

さてさて。。。

 

英国王・・・というよりプランタジネット朝アンジュー帝国)の創始者というべきヘンリー2世を主人公とした舞台劇が大当たりしたことから、それを映画化したのが、今回取り上げた作品。

出演者が凄くて、

 ヘンリー 2世   ピーター・オトゥールさん
 王妃エレノア    キャサリン・ヘプバーンさん
 リチャード 1世  アンソニー・ホプキンスさん
 フィリップ2世  ティモシー・ダルトンさん

 

いうまでもなく、出演者の演技・・・素晴らしい!!

ストーリーの精緻さ、シャシンの美しさ、編集の巧みさといった面において、ブロードウェイの舞台劇を映画化したことを念頭の置いて鑑賞しちゃうと、欠点らしい欠点がドコにも無い、という出色の出来。

 

キャサリーン・ヘップバーンさんの演技は、どちらかというと正当な舞台演劇というより純映画的な気がするのですが、むしろ、それによって舞台演劇っぽさを効果的に薄める作用が働いた結果、退屈させない映画として成立させ得たと思うんです。

 

そして。。。

 

このシャシンを観れば、精緻なストーリーと巧みな編集があれば、戦闘シーンなど一つも登場させずとも、観客にカタルシスを与えることは十分すぎるほどに可能であることを体感できると思います。

闇の部分が深すぎる人間の業が絡み合い、生き残りたくば誰一人として信じてはならない、そんな権謀術数が渦巻く王位を巡る闘争の凄まじさは、観る者を決して飽きさせるようなことはございませんもの。

 

ただ。。。

 

アザゼルは舞台演劇が好きなので、英国王朝に関して、ごく初歩的ではあるけれど、多少の知識は持っていたので、この作品の世界にスッとは入れたんです。

(日本であっても、舞台演劇にご興味をお持ちなら、旧約聖書と英国王朝に関する基礎知識は必須です。マジです。)

もしプランタジネット朝創生期の知識をお持ちでないと、まったく楽しめないおそれがあるので、その点はご注意くだされぇ~

 

最後に。。。

 

最近、面白い舞台が無いんだよなぁ~とお嘆きなら、舞台を映画化したもので、取り急ぎ喉の渇きを癒すのはいかがでございましょう。

「コレはダメでしょぉぉぉおおお!!」

と観劇中にココロの中で思わず叫んでしまいたくなる舞台を選んでしまったときの

言葉にし難い敗北感

は・・・辛すぎますもの。

(´・ω・`)ショボーン

 

・・・そういう舞台に限って、結構なチケット代・・・したりするんです・・・