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xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

ドキュメンタリー「パルチザン前史」を観る ~1968年当時の京大闘争のドキュメンタリー映像を流し、ジャミロクワイの曲を聴きながら、お茶を嗜む~

えっと。。。

 

パルチザン前史 [DVD]

 

分かる人にしか絶対に分からないドキュメンタリー作品。

だって、アザゼルの生まれる何十年も昔のお話なんだから、仕方がないですよねぇ~

 

京大でもこんな激しい抵抗をやっていたのね・・・

火炎瓶がバンバン飛んでくるわ、投石を機動隊に向けてガンガンやってるの。

 

京大講堂なんか、もう滅茶苦茶になっている。

それもしても・・・京大でも時計台に放水攻撃されていたんだ・・・

存じませんでした。

 

※映像の中では、大阪市立大学でも同じような光景が繰り返されていましたぞ。

 

で。。。

 

京大講堂前にある大学正門には、その姿が確認できないほどにバリケードが積み上げられており、無秩序に有刺鉄線を張り巡らしている。

挙句に、当時の京大生たちが、木棒を持ってドラム缶を相手に突入の訓練をしている映像まで。

 

もうね・・・苦笑せざるを得なかったな。

貴方たちは、薩摩示現流の練習でもなさっているわけ???

鹿児島県の方なら、この意味が分かってくださるはず(笑))

 

汚い字で「極東革命」と大書された旗だとか、議論の中で「ソビエトを日本に設立するために!」とか・・・

無邪気ってイイなぁ~って、思わず感じてしまったり。

 

とはいうものの、その後、大学j闘争に加わった方の中には、自殺を図った方もいらしたみたいだから、「純粋」ってある意味で罪よね。

「純粋」であればあるほど、傷を負うだけだもん。

 

ただ。。。

 

映像は面白いけど、それだけの作品なので、音声はOFF。

Jamiroquai の”Feels Just Like It Should”なんかを流してつつ、お抹茶を立てて、和菓子を頂きながら、映像を見ておりました。

 

こうやって映像を眺めていると・・・

登場してくる投稿行動中の学生って・・・

ホント、何処にでもいるっポイ人ばっかり。

 

革命闘争とか大上段に構えてはいるけれど、その実、ドコにでもいる感じの人ばっかり。

分厚いレンズの眼鏡を掛けた、真面目な学生たちが革命を叫んだところで、そんなモノ、成就するわけないのに。

 

それでも、まじめに「解体」だの「革命」だの、そんな夢を語り合っていたんでしょう。

権力に立ち向かうのは、美しいことでも何でもないけれど、ロマンを感じる人っているのかもしれません。

 

もっとも、インテリ層から全国の労働者層への革命伝播なんて、アザゼルは絶対に信じません。

本当に革命がしたいのなら、一般生活者から地鳴りのような轟音を伴いながら湧き起らない限り、ゼッタイに不可能だと思っているから。

 

さてさて。。。

 

この映像を眺めていると、昭和という時代を嫌でも感じさせてくれるんです。

まだ日本でも

 「物語」が成立し得る基盤が堅固であったこと

 「連帯」すること自体に意義を感じていたこと

 新しい時代がやって来ることを心から信じていたこと

そんな真面目な時代・・・だったのね。

 

それにしても。。。

 

主人公である京大助手「滝田修」さん、後に朝霧事件の容疑で全国指名手配となって10年にわたる地下潜航を余儀なくされるんですが、助手の給料だけでは食えないからと生活のために予備校講師をやるんだけど、なんと!そこでもアジテーションしまくり(笑)

大学受験のための講師なのに・・・

 

最後に。。。

 

この映像の凄いというか、問題なのは、

火炎瓶の作り方を懇切丁寧に映像で悦明したりしているところ

イイの?コレ???

 

平成生まれのアザゼルには、昭和という時代の「風」というか「息吹」を体感することは不可能です。

ただ、メンドクサイ時代だったんだなぁ~と思うと同時に、「真面目」であることが大手を振って歩けた時代だったという点(通過儀礼という意味ではない)は忘れてはいけないと思うんです。