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xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

新日本プロレス : WWE、やっぱりケニーさんを引き抜きしようと画策していたよ(笑) ~気になるのは、WWEはAJスタイルズ選手クラスの「年間60万ドル✖3年間の長期契約」を提示しなったのかしら?~

いろいろなオファーがいろいろな場所から来たけど、2017年の新日本が一番大事だ。

(中略)

「いろいろなオファー」には、もちろん世界最大のプロレス団体・WWEからのラブコールも含まれていた。

(中略)

確かに面白い試合の可能性はある。

シンスケ(中邑真輔)やAJ(スタイルズ)…。

でもそれをやっても新日本っぽくなるし、だったら新日本でやればいい。

だから

まだ興味がない。

 すみません。

 今の私がいるべき場所は新日本です』

と伝えた。

 

WWEがケニーさんの引き抜き工作(注:ケニーさんの当初契約期間は今年1月末までだったので、正確には引き抜きではなく「勧誘」)を働き掛けることは当然に予想されていたこと。

 

っていうか・・・

『まだ興味がない』っていう発言が意味深ですよねぇ~

  (* ´艸`)クスクス

 

ただ。。。

 

WWEは、ケニーさんにどの程度の金額と契約年数を提示したのでしょうか?

 

AJスタイルズさんは、新日本で年間4,000万円を超えるファイトマネーを得ていたのに、コレを捨ててWWEに移籍しちゃいました。

WWEの提示した条件はタイトルのとおり。

 

新日本では、ケニーさんを引き留めるため、金額だけでなく複数年(具体的な提示年数等は不明)契約を提示し、更に、その他のケニーさんが求める条件も受諾したと聞き及んでいますから、WWEが提示した条件は、それに及ばなかったことは十分に考えられます。

 

WWEでは、個々の選手、特に新参者からのリング上でのパフォーマンスに関する要望が受け入れられる可能性はほとんどありません。

そのために腕利きのシナリオ・ライターを何人も抱えているのですから。

 

この点に関して、別のメディアで

『新日本に残留を決意したのは、

 お金の問題なんかじゃないんだ』

というケニーさんの発言の意図が隠されているのかもしれません。

 

 

さてさて。。。

 

 

現在、WWEはトップダウンによる強硬なまでの経費削減を押し進めており、未だに契約金の高騰が続くスポーツ業界ではありえないほど低額の契約金額しか提示していません。

 

しかも、米国のプロレス系メディアの報道によると、昨年、WWE所属のうちメインロースター以外の選手に対し、COOでありタレント部門(注:WWEではレスラーを管理する部門のことをタレント部門と称します。)の責任者であるトリプルHさんから直接、次回の契約時に契約金額を厳しく見直す(要するに「引き下げる」)旨を通達された者が複数名もいたのだとか。

 

WWEに昇格できただけでは、生活の安定など夢のまた夢・・・

 

で・・・WWEでの契約金額を下から順に見ていくと

 

(1)NXTの育成契約選手および海外でのネット等の出演契約レベル

   → 年間の上限:3万米ドル程度(年間350万円程度)

 

(2)NXT契約選手

   → 年間の上限:7万米ドル程度(年間800万円程度)

 

(3)WWE契約選手

   → 年間の下限:12万5,000ドル(年間1,500万円程度)

 

(4)WWEメインロースター・クラス

   → 年間:選手次第

     (ルセフ選手で年間60万米ドル(年間7,000万円程度))

 

ただし、グッズ販売に伴う肖像権料等は別途支払われます。

 

繰り返しになりますが・・同じ米国内のスポーツ選手、例えば、同じメインロースター・クラスの選手でも、アメフトや野球からみれば、信じられないぐらいに低い水準です。

 

これは米国内において、プロレスというエンターテイメント市場はWWEによる寡占が進んでおり(というよりほぼ独占状態になっており)、選手との契約料はWWE経営陣の思いのまま、という事情があるとのこと。

 

しかもWWEは、アメフトや野球などと異なり、スーパースター(レスラー)によって組織される選手組合(ユニオン)が存在せず、WWEはその結成を一切認めていません。

この点については、WWEの総帥ビンス・マクマホンさんのご令室であり、かつてCEOも務めたリンダ・マクマホンさんが共和党の上院議員候補として立候補したとき、相手候補陣営から追及されていましたぞ(笑)

 

 

【お詫び】=======================

 コメント欄からご指摘をいただき、交通費に関する記載を

 削除いたしました。

 ご指摘、ありがとうございました。

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更に申し上げると。。。

 

 

WWEは前期(第四四半期)にコンバーチブル・ボンド(転換社債)を発行して1億6,000万ドルという巨額の現金の調達に成功しました。

 

転換社債(補足:日本では法改正により、国内での新規発行分は「新株予約権転換社債」が正しい名称となっています。)というのがミソで、株価を一定水準以上に維持しない限り、株式への転換(つまり・・・負債から株主資本(自己資本)への転換)が進みません。

 

WWEは米国ではよく見かける「大企業の顔をした個人商店」(言い方に問題があるのなら同族経営)ですので、株価を一定水準以上に上げるためなら、法令に違反しない限り、何でもやる・・・かもしれません。

 

WWEに移籍できれば、新日本プロレスなんかより遥かにイイ生活が送れる・・・

かどうかは分かりませんぞ。

 

 

余談ながら。。。

 

 

中邑さんは、NXT所属ながら特別にWWEのメインロースター選手並みの契約になっているとかいないとか。

新日本での年棒が約2,000万円(一部では1,500万円)と言われていましたから、WWEはそれを踏まえたうえで中邑選手の獲得に動いたのでしょう。