xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

温故知新(その9) 映画『ディス/コネクト』を観る ~ネットへの依存は、やがて中毒と化し、人間関係そのものを麻痺させるものとなるのか~

映画『ディス/コネクト
これは、とても恐ろして、そして、とても魅力的な映画。

 

ネット上の関係は、現実の人間関係に代替可能なものではない・・・
それなのに、ネット上の関係にのめり込む人間たち。

 

この行為を愚かと呼ぶことは容易い。
だけど将来、その愚かだと罵った人間に、自分がならないという保証など、何処にもないという現実。

 

人間は、道具であるはずのネットに依存すればするほど、愚かになる。
そんなことは分かっているはずなのに止められない、もはや依存症ともいえる状態。

 

自分には無関係?

 

だったら、「ネット」という言葉を「おカネ」に置き換えてみれば、どうでしょう。
人間が、道具であるはずの「おカネ」をあたかも神であるかのように崇拝する現代。

 

やがて、夫よりも、妻よりも、ネットの向う側の得体の知れない話し相手を大切にすることが一般的になる時代がやってきても、あるいは不思議ではないのかもしれません。
その背景にあるものは、自分のことを認めてくれる存在、大切に思ってくれる存在、それは皆、自分の思い込みでしかない、という事実。