xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

スタン・ハンセンさん : 日本で最も愛された外国人レスラーの虚像と実像 ~非日常空間を創造し、ファンを熱狂させる、「プロレスラー」というプロフェッショナルの流儀~

アザゼルは、スタン・ハンセンさんの現役時代のことは存じません。

 

ただ・・・

「熱狂」という言葉がウソではなかった時代

「将来」は今より良い生活ができると信じられていた時代

そして、プロレスがゴールデンタイムに地上波で放映されていた時代

一般的な日本人は、今なんかもよりずっと「幸福感」を味わえていたのかもしれません。

 

「未来を信じる」

 

この言葉が、現在では「空虚」あるいは「欺瞞」を想起させるような悲しい事態に陥っている・・・特に20代以下の世代においては。

まだ世間一般では、この言葉に重みがあった時代のことを、まだ生まれていなかった私たちが頭の中で想像してみるのも、悪いことではないのかもしれません。

 

「スタン・ハンセンを知らない子供たち」

 

今の20代以下のプオタ、増してやアザゼルのようなプ女子なら、プロレスラーに「最強」であることを求めたりはしません。

いわば、プロレスとは「割り切ったお付き合い」をしているんです。

 

それでも・・・純粋に無垢な眼で「プロレスラー」に憧れていた時代の子供たち、「プロレスラー」こそ最強なのだと信じて疑わなかった子供たち、そんな知らない世界、実生活で味わったことのない時代のことを、容赦なくバカにする一方で、

 羨ましいなぁ・・・

と思ってしまうのも、紛れもない事実。

 

記録映像でしか観たことがないけれど、

ブルロープを振り回して入場し、

邪魔するファンは容赦なくブチのめし、

リング上では休みなく暴れまわる青い目の大男

確かに魅力的な素材です。

 

この大男と、野獣というか原始人というか、危険な雰囲気を湛えた「ブルーザー・ブロディ」さんによる「超獣コンビ」(←酷いネーミング)

ヒールの外国人選手ですら洗練されてしまった現在、「超獣コンビ」のような危険なまでの荒々しさは望むべくもありません。

 

もし貴方が、まだ「未来を信じる」ことが出来るのなら、リンク先の「スタン・ハンセン」さんの自伝は、興味深いものになるかもしれません。

 

 

 

アザゼル?

・・・「未来を信じる」ことが出来るようになったら・・・

「母」になりたいと思います。

 

でも今は、少なくとも今は、子供は絶対に欲しくないんです。

だって・・・今の望みは、できれば早く死にたいな、そんな風にしか思えないんだもの。

 

「生活に困っていない、だから、幸せ」

という等式は、アザゼルには何の魅力も感じないんです。

「銀座でお買い物をして、食事をして、あぁ幸せ・・・」

職を得て、安定した生活が出来て、多少の贅沢も出来て・・・

「だから・・・何???」

そんな思いが、ゆっくりと、しかし確実にアザゼルのココロを蝕んでいく。

 

無邪気なまでに「未来を信じる」ことができたのなら、

あるいは、鋼鉄の意志をもって「未来を切り開くことができると信じる」ことができたのなら、

アザゼルのココロの中にポッカリと空いた穴を埋めることができるんじゃないかしら・・・

そんな風に思えてくるんです。

 

ごめんなさい

 

またネガティブになっちゃった・・・

生きるのって・・・どうして、こんなにも苦しいのでしょうね・・・