xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

新日本プロレス : 10.10両国大会 オカダさんvs.丸藤さんのメインイベントについて、ターザン山本!さんがこんなことを・・・ ~「観ていなくても、俺には分かるんですよぉぉぉおおお!」ですって(笑)~

プロ格コラム | 新日本プロレスの成功は過去と完全に決別したことにある……【ターザンカフェ】

 

カズチカだが最後はエメラルド・フロウジョンを炸裂。

そこからのレインメーカーで逆転勝ちしたようだ。

エメラルド・フロウジョンはノア、故三沢光晴の技。

普通、プロなら他人の技は使えない。それが暗黙のルールだった。

だから昔ながらのプロレスファンはカズチカを拒否。

批判的だ。

当然だ。

しかし今のファンはエメラルド・フロウジョンにそんな歴史があることさえもう知らない。

だからいいんだよ。

シン・新日本プロレスはそういうファンを相手にプロレスをやっているのさ。

大正解。

そのことで客が超満員になる。

興行的には好循環。

戦略的勝利だ。

つまり昭和のプロレスという過去と決別したからだよ。

 

なるほどぉ~

ターザンさんの「イイタイコト」は分かります。

 

分かるんだけど・・・大きな問題が残っている。

それは「昭和プロレス」って、何?っていう問題。

 

誰も定義できない「昭和プロレス」なる、漠然とした感覚的な理解の下で、いくら議論を進めても確たる結論など求めるべくもない。

「平成」という時代に生きているものの、「昭和」という時代の体験が自身の原風景を構成しているが故に、「昭和」という時代のプロレスに拘泥せざるを得ない方にとってみれば、ターザンの仰ることは

「問答無用!」

レベルの自明の理ってことなのかもしれませんね。

 

ちなみに。。。

 

アザゼルは、この試合を観て、ネットの一部で出ているような

「コレは、年間ベストバウトだ!」

とは・・・思えません。

むしろ「チャンピオンとして青臭さの抜けないオカダさんを、丸藤さんのプロレスの上手さで光らせた試合だったなぁ~」と感じたんです。

 

オカダさんは、まだ20代という若さ、それに日本人離れした身長と体格、尋常ではない運動神経とスタミナの持ち主という大きな武器を確かに持っている・・・

持ってはいるんだけれど、どこか「突き抜けた」感じを受けないんです。

 

言葉を巧まずして申し上げれば、今でも「近所のお兄ちゃん」という佇まい。

「プロレス界に君臨する若き太陽」とは・・・チットどころか、かなり無理がある。

 

相対する丸藤さんは

「プロレスを分かっている」

のがビンビン伝わってくるんです。

自分のアタマに思い描く動きが何一つ澱むことなく出来てしまう・・・コレはホントに凄いことなんですもの。

 

新日系プオタを自認するアザゼルではありますが、あの試合、とてもオカダさんに軍配を上げる気にはなれません。

あの試合はハッキリと「丸藤さんが作り上げた世界」でした。

 

そもそも・・・来年の1.4東京ドーム大会のメインでオカダさんとケニーさんが対峙するためのお膳立てを半年間もかけて作り上げてきた新日サイドにとって、メインでオカダさんが寝るというシナリオは絶対にあり得ないコトぐらい、アザゼルにだって容易に分かります。

そのためか、観戦中もハラハラドキドキって感じはほとんどしなかった・・・というのも、かなりあったのかもしれません。

 

特に試合終盤での丸藤さんの動き、明らかにオカシイ・・・

「おい、オカダしっかりしてくれよ。

 この試合、俺が寝るんだから、シッカリ決めてくれよ!」

って、丸藤さんの声が聴こえてきそうで失笑気味でござった。 

 

あと。。。

 

エメラルド・フロウジョン(←ベタベタなネーミング(笑))なる技をオカダさんが出したのは、G1で敗北した試合のリターンマッチだから。

今年のG1では、あの技を喰らって敗北した以上、リターンマッチなら掟破りもアリでしょう。

 

ちなみに、平成生まれのプオタであるアザゼルだって、エメラルド・フロウジョンが故・三沢さんのフィニッシャーだってことぐらい知っています。

「新日大好きのプ女子は、プロレスの歴史も醍醐味も分からぬアホばっかりだ!」という考えは、「昭和プロレス」なる過去の遺物に拘泥するばかりの老年プオタの思い上がりでしかないんじゃないかしら?

 

と言いつつ。。。

 

20代のアザゼルと70代のターザンさんでは、眼前に実存する事象は一つであっても、その眼に見えている「世界」は異なっているのかもしれません。

「世界」の在り様なんて、所詮は「解釈」次第でドーにでもなるものなんですから。

 

実存する事象は単一であっても、「意識」を持つ存在の数だけ「世界」がある・・・

プロレスの醍醐味って、多様すぎるほどに多様性に富む世界観にこそあるんだなぁ~ってことで、今回は(いつものようにオチも無いまま)終幕ぅ~