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xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

ボクシング : 辰吉丈一郎さんの遺伝子を受け継ぐボクサー、辰吉寿以輝 ~未だ開花していない才能こそ、彼の最大の魅力~

父の辰吉丈一郎さん(元WBCバンタム級世界チャンピオン)は未だ引退せず、現役ボクサーのまま。

ボクシング協会からの引退勧告を一切拒否しているんです。

 

46歳の今も、現役ボクサーとして毎日練習に明け暮れているのだとか。

現役を引退してジムを経営し、ボクシングの解説者をやったり、バラエティに出たりすれば、現在よりも遥かにおカネになるのに。

 

もちろん、日本ボクシング協会から発行されるライセンスは持っていません。

(協会が規定に従い「強制引退」扱いとし、ライセンス更新を拒否したため。)

それでも、現役続行を宣言している・・・スゴくないですか?

 

アザゼルは、彼の全盛時代のことは全く存じませんが、これほどの

ボクシング・バカ

は存じません。

そして、彼に影響されてボクサーを目指した青少年は数知れずというほど、熱狂的な人気の誇っていたというのも、頷けますよね。

 

で。。。

 

恐ろしいほどにストイックなボクシング愛に満ち溢れた辰吉丈一郎さんの次男、辰吉寿以輝さんが、ついにボクシングの聖地、後楽園ホールでのA級ボクサー資格を賭けた闘いに挑んだんです。

結果は・・・5ラウンドにKO勝ち。

 

結果だけ見れば、流石、辰吉ジュニア!

ってことになるのでしょうが、試合内容は・・・とても褒められたものではありません。

 

アザゼルはボクシングの素人。

ですから分かっていない部分は多々あるコトは認めますが、それでも、今回の試合からはボクシングの上手さだとか、拳の強さだとかといった「大器の片鱗」は一向に見えず終い。

 

そもそも、相手の「モンキー修平」さんは3年間も勝ちに恵まれていないんです。

言葉は悪いですが、典型的な「咬ませ犬」

 

その相手に1ラウンド、まもとに顔面にパンチを喰らってしまい、ダウンを喫してしまいました。

A級ボクサー資格もない「咬ませ犬」相手に、顔面へのコンビネーション・パンチを喰らってダウンしているようでは・・・世界云々は口が裂けてもいえないレベル。

 

それでも。。。

 

逆に、大気の片鱗が全く見られなかったからこそ、もしかすると「化ける」かもしれないなぁ~と思わせるんですよね、アザゼルには。

甘いですか? そうですか・・・

 

「スピード」は平凡、卓越したセンスに裏打ちされた「上手さ」で勝負するタイプでもない。

ロベルト・デュランのように「石の拳」を称されるような、一発当たればジ・エンドとなるような「強さ」があるわけでもない。

 

言い換えれば、辰吉丈一郎の子息でなければ、ほとんど注目されることもない、どこにでもいる程度の選手。

それでも、失敗しながら上手くなる選手は現実にいますし、もしかすると彼がそうなのかもしれません。

 

何より・・・ボクシング・ファンの間では、弱い、弱いと言われながらも、後楽園ホールを超満員にできる観客動員力は魅力。

未だに「辰吉」ブランドは健在、ということでしょう。

 

文字通りに「化ける」ことが無い限り、彼が世界を奪取できる可能性は皆無です。

だって、ここ最近、世界チャンピオンに上り詰めたボクサーたちは、アザゼルが見てきた限り、グリーン・ボーイの段階から素人が見てもすぐに分かるほどに

「他の選手とは次元が違う」

選手ばかり。

 

でも・・・それって面白くないじゃないですか。

グリーン・ボーイ時代に「大器の片鱗」を見せることのなかった、平凡なボクサーが、失敗を糧に、一歩一歩、世界チャンピオンへと昇っていく・・・

 

これこそ、スポ根マンガの世界!

デビュー当初から「天才」と自他ともに認められた父の背中を、凡庸な選手と揶揄された息子が乗り越えるんですもの。

 

楽しみだわ・・・

ワクワクしちゃいますよねぇ~