xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

WWE : ついにTNAの買収に動く!? ~TNAの買収劇は、WWE、そして、ROHを傘下に持つシンクレア放送、現TNA社長のビリー・コーガン氏による三つ巴の様相~

今回取り上げた記事、そのニュース元となったのは「ニューヨーク・ポスト」紙の記事。

この新聞、なんだか米国を代表する新聞「ニューヨーク・タイムズ」と「ワシントン・ポスト」を足して2で割ったような名前でしょ。

でも、1800年代初頭(明治維新のずっと前)に創刊されたという大変に歴史ある新聞なんです・・・が、経営難に陥った後、メディア王マードックの傘下に入り、現在ではイエロー・ペーパーとしての扱い。

なので、情報が正しいか否か・・・正直分かりません。

 

書いてあることは、こんな感じ・・・

(日本語らしくなるよう、かなり意訳しています)

 

TNAの株式の一部を購入したことで社長に就任したビリー・コーガンさん。

今度はTNAの発行済総株式の過半数を保有する支配株主となることを計画。

PPVイベント「バウンド・フォー・グローリー」が開催される10月2までに、他の株主との間で買収価格について合意し、過半数の買収を完了させることを目指しているんだとか。

 

コーガン社長は「私が陣頭指揮をとり、TNAの現在と未来のあるべき姿を指し示す。これ以上の喜びは無い。そのためには会社の全権を握ることが必要だ。」という。

 

しかし、話はそう簡単ではないみたい。

前社長のディキシー・カーターさん、コーガン社長自身、Aroluxeマーケティング、さらにはファイト・ネットワーク(カナダ)がTNAの株式を同株数づつ保有しており、コーガン社長は他の株主全員と買収交渉を進めなければならないっていうのも、その一つ。

しかも、今回の買収話を拗らせているのが、WWEROHを傘下に持つシンクレア放送が、最近になってTNA買収のオファーを行たという噂があること。

 

コーガン社長は具体的な買収金額を明らかにすることはないでしょう。

ニューヨーク・ポスト紙では、収益が2倍(注)であるWWEの市場価値を基準として約4000万ドルと推定していますが、この推定金額、非常に疑わしいっていうより明らかにおかしい。

レスリング・オブザーバー紙のデイブ・メルツァー記者は、この推定金額について、こんなことを呟いていました。

 

(経営不振が続く)TNAの買収に4000万ドルなんて、誰も払わねぇ~よ。

ハッキリ言って「ゼロ」が一つ多いぜ。 

 

(注)「WWEの収益がTNAの2倍」という根拠、アザゼルには分かりません。

   ニューヨーク・ポスト紙の記者さん、一体、何を根拠にしたのでしょう・・・

 

 

賃金未払いだの遅延だのといった噂の類が一向に消える気配の無い「TNA」

その買収にかかる資金は1000万ドル(10億円チョット)もかからない・・・となれば、新日も・・・

 

・・・ってことには全然なりません。

理由は、今のTNAを買収しても負債を抱え込むだけになる可能性があるから。

 

じゃあ何故、WWEやシンクレア放送が欲しがると噂されるかというと、おそらくTNAが保有する知的所有権、つまり、過去の映像が配信できるから。

(シンクレア放送には、TNAをROHに吸収させて、WWEに次ぐ地位を盤石にしたい、という思惑もあるのかもしれませんが・・・)

 

WWEは、すでに(新日での「日本人、ワカリマスカ?」でお馴染みの)NWA ブルース・サープ社長とも過去の映像権の買収について交渉を行っており、WWEネットワークの価値向上に並々ならぬ強い意志を持っています。

 

新日本プロレスワールドでTNAの過去の映像を流しても、ほとんど収益拡大にはつながりませんが、WWEネットワークでTNAの過去の映像を流せるようになれば、多少の出費を覚悟しても、将来的にはプラスに働くと思われます。

もちろん、そのために何十億円も支払うほどWWEは愚かだとは思いませんが・・・