xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

新日本プロレス : G1両国大会第1日目を振り返って ~棚橋さんとオカダさん両横綱と後藤さんの決定的な差~

えっと。。。

 

両国大会第2日目は生観戦。

現在、新日本プロレスワールドにて、試合内容を再チェック中でござる。

しばしお待ちあれ。

 

※現時点での感想は、

 「こんな完成度で両国のような大箱興業をされちゃったら、

  日本の他団体が新日を脅かすことなんて不可能に近い」

 って感じかしら。

 

で。。。

 

その前に、両国大会第1日目の大トリ、棚橋さんとオカダさんの試合につて、チト感想をば、書いてみたいのでござるぅ~

結論から書いちゃうと、この両者の試合は、

紛うことなき、横綱相撲

ってこと。

 

「世界一性格の悪い男」こと鈴木みのるさんは、

 ・館内どの客席からでも見やすいように技をかけろっ!

 ・技を受けたときの衝撃や痛みが分かるプロレスをやれっ!

 ・チョップ一つでも、その立てた指の角度にまで気を配れっ! 等々

と口酸っぱく若手を指導しているとインタビューでお答えになっていました。

現在、「イモ」扱いされていた、覆面レスラーのエル・デスパレードこと三上さん(32歳)を鈴木軍で教育指導中の模様。

 

ちなみに、WWEの若手レスラー(NXTの所属選手)育成担当責任者は、新日マットを主戦場にしていた当時の鈴木みのる選手の試合を、育成レベルの若手に見せていたたんだとか。

理由は「SUZUKIのリング上の表情・仕草は、最高クラスのプロレス教本」だったからなんですって。

 

でね。。。

 

今回の両国大会第1日目の試合を観た時の感想は、

棚橋さんとオカダさんの試合は

現代プロレスの教本足り得る

ってコトとともに、

後藤さん、G1決勝に進んだのはイイけど

このままじゃ例年どおりの立ち位置から

脱却できないぞ

ってコト。

 

その他の感想としては、長丁場のシングル戦が続くG1において、コンディションの維持がどれだけ難しいかを嫌でも見せつけられたってコトかしら。

柴田さんは言うに及ばず、真壁さんと石井さんによるゴツゴツした試合も、ハッキリ申し上げて、単発でのタイトル戦と比較してレベルが低すぎ。

コンディションの悪さが露骨に試合に出てしまった、悪しき例。

 

その点、後藤さんの場合、一部で口さのないプオタさんから

プロレスの何たるかについて

何も考えていない

と厳しく指摘されている反面、どんな場面でも

いつもの後藤さん

をマット上で表現できるのは・・・ケガの光明というべきなのか、それとも、何も考えていない者の強みと言うべきなのかは分かりませんが、ある意味で、これこそ後藤さんの強みなのかもしれません。

 

両国大会第1日目の後藤さん、試合そのものを支配していたのは明らかに対戦相手の丸藤選手。

言い換えれば、後藤さん、ノア代表の丸藤選手の掌の上で転がされていた感が色濃く出過ぎ。

 

後藤さんのオリジナルのフニッシャーは、いずれも一発一発の説得力があり過ぎるぐらい。

だから、そこまでに至る「過程」をもっともっと検証・研究して、口さの無いプオタを黙らせるだけでなく、熱狂させるだけの技量を身に付けていただきたいものだと願うばかりです。

 

さてさて。。。

 

メインイベントの棚橋さんとオカダさんの試合なんですが、

 (1)試合全体の流れの必然性

 (2)全体的な時間配分

 (3)場外乱闘の場所の配分

 (4)個々の攻めと受けの切り返しタイミングとスムーズさ

 (5)大技を仕掛けるリング上の位置取り

 (6)大技を受けたときの表情・仕草

 (7)試合中における観客へのアピールの分かり易さ

いずれの点においても、大きく減点するような箇所が無いという完成度。

これこそ、現代プロレスの一つの到達点を指し示すモノだと思うんです。

 

例えば、棚橋選手がオカダ選手から仕掛けられた技を切り返したとき、両者がリングに叩きつけられたかのように見えた瞬間、棚橋選手がサッと腕を天井に向けて突き上げるしぐさを何度も見せましたが、アレこそ「プロ」のお仕事。

アレは「やったぞ」という気合の表れでも何でもなくて、

仕掛けられた方が切り返して相手を倒したんですよ

と会場のお客様がすぐに理解できるようにするための配慮。

 

プロレスは、確かに個々人の「闘い」なのですが、同時に超肉体派エンターテイメント。

このような棚橋さんの配慮を、アザゼルは勝手に

「マット上での、お・も・て・な・し

と呼んでおります。

 

この「おもてなしの心」なくしてプロレスはプロレス足り得ません。

新日が如何に「おもてなし」を重視している団体なのか、何故をもって盟主足り得るのか、その理由の片鱗を垣間見た気がいたしましたぞ。

 

アザゼルは、新日本プロレスワールドやWWEネットワークを閲覧するとき、このような点から視聴するので、

「もっと純粋にプロレスを楽しめよ」

とコメントに何度も書かれてしまいましたが、

プオタを10年もやって

子供のような純真な眼で

プロレス観戦が出来る

方が、アザゼルには驚きです。

 

でね。。。

 

アザゼルがわざわざ終わった試合の感想を書いたのは、「時間切れ引き分け」という演出だからこそ見えてきたものがあったから。

棚橋さんとオカダさんという、新日の新旧エースというか、団体の本流中の本流ともいうべき横綱二人の試合から、

『新日四天王のうち二人がWWEに引き抜かれた。

 しかし、引き抜かれたのは所詮「張り出し横綱

 俺たち二人こそ東西の「正横綱」なのだ。』

という意地を感じたんです。

 

コレが今回エントリーを書いた理由。

もちろん、コレも「プオタの妄想」の範疇を超えるものではないんですが・・・

  (;^_^A

 

・・・言い換えれば、棚橋さんとオカダさんが引き抜かれちゃうと・・・ってことなんですけれど(笑)

 

 

【余談でござる】

WWEは現在、脳震盪被害を巡る集団訴訟に晒され、コレまで以上に頭部への直接的な衝撃を与える技には、非常に厳しい制約が課されるものと思われます。

また、選手のSNSにも従前から目を光らせておりましたが、現在では、かつてSNSで不穏当な発言を行った者はWWE及びNXTには入団させない方針を打ち出しているとも伝えられています。

プロレス団体が巨大化すればするほど、一般事業会社化する傾向が顕著であり、新日も例外ではないでしょう。

特に株式上場を視野に入れ、3年計画で上場を果たすと木谷オーナーが鼻息荒く宣言した以上、危険な技、場外乱闘、大流血試合、選手の発言(SNSを含む)等には、従前にも増して規制をかけざるを得ないハズです。

他団体が新日の足元をすくうためには、この点を突くしかないような気がします。

(もっとも自滅する可能性の方が大きいでしょうけれど(笑))