xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

「マダム・エドワルダ」(ジョルジュ・バタイユ)を読む ~エロス≠解放、救われぬ男子の性と死への渇望~

こんな場末のブログに「バタイユはエロい!」とコメントしてくれた方がいらっしゃったんです

折角ですから、少々過激なコメントを返したら・・・それっきり(笑)

 

バタイユの作品の底流にあるエロティシズムにお気づきになられたのなら、思いっきり性を貪るほどに淫乱に身を委ねなければいけないのに

マトモな方なら無理なのだろうけれど、精神分裂気味の方ならあるいは・・・と期待していただけに、かなり残念でございました

 

というか。。。

 

男子って、どこか性に対して斜に構えるみたいなところがあるように思えるんです

性欲の赴くままに振る舞うことを是としない・・・って感じ

 

じゃあ女子は?

かなぁ~り欲情に正直だと思うのでござる、周りを見ていると(笑)

 

そりゃあ男子は女子を教育によって雁字搦めにしたいでしょう

放っておいたら、ドコまで淫乱になるのか知れたものではないもの

 

でもそれは、性愛による解放を受け入れられないという悲しい性でもあるんですよね、逆に言っちゃえば

まあ、日本でも真言立川流みたいに性(もっとハッキリ書けば絶頂)のパワーを思いっきりチャージしちゃえば、世界を変える力を得る・・・という印度系宗教感の流れをそのまんま輸入しちゃったのかと思えるほどの教義もあったけれど

 

それに、バタイユ解釈で頻繁に出てくるのが死への恐怖と渇望

セックスは好きだけど淫乱には成れない・・・だったら死んでやる!(ウソ)

 

というのは冗談だけど、バタイユの作品、特にエロ系の作品(もちろん翻訳でしか読んでいないけれど)には、何となく、直感レベルの感想でしかないんですが、死を連想させるんです

だからこそ、バタイユの作品は魅力的

 

そもそもバタイユ自身、精神分裂の治療を受けていたと聞くし、

 イカレタ頭でイカレタ作品を書く

という、ある意味で至極真っ当な(ドのつく直球)勝負を挑んだわけ

そりゃあ、マトモな方が読めば、アタマがクラクラしちゃいますって(笑)

 

あと。。。

 

バタイユの作品で好きな点は、やっぱり

 アナーキー

だっていうところ

戦前にこれだけアナーキーぶりを発揮するのって、ス・テ・キ♡

 

リアルに狂っていなきゃ、この狂っている世界の在り様は見えっこないもの

 狂えること

それは解放であり、自由であり、健全であること、そんな気がしちゃうのです