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xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

新日本プロレス : 興行会社なのに「何がしたいのか分からない」状態のまま、WWEの津波の洗礼を受ける新日の行方 ~WWEネットワーク、ついに日本上陸。2016年1月からは新日とのガチンコ勝負~

欧州で発生した一連のテロ行為の影響で仕事に忙殺されてしまい、ほとんど寝ていないアザゼルです。

そんな状態であるにもかかわらず、呑気にプロレス関連のブログを書いているというのも・・・自分のことながら、

「ヒトとして終わっているんじゃないかしら?」

 

さてさて。。。

 

最近の新日の動向について、プオタ男子の先輩諸氏から、

「アザゼルの見立ては間違っているよ」

とご指摘を受けちゃいました。

コレは真摯に受け止めなければならないなぁ~と反省中。

 

でもね。。。

 

それでもなお、最近の新日における

現有戦力でのあり合わせで済ませる興行方針

には・・・納得ができないんです。

アザゼル如きの素人が何を言っても説得力なんて無いことぐらい自分でも分かっているんですが、「興行」を非日常空間の提供であるという観点から考えれば、イマドキ同じ顔合わせの試合が続く「名勝負数え歌路線」なんて、イイ加減にして欲しいんです。

 

新日本プロレスは、

 結局、何がやりたいんだろう?」

 

言葉を巧まずして申し上げれば、

「最近の新日本プロレスは、何がしたいのか・・・理解に苦しむ」

というのが正直な感想。

ノアを傘下に収めたものの、興行収益という面でほとんど有効に利用できず、挙句、年間最大のイベントである東京ドーム大会において、集客面でのサプライズが無いままに開催しようとしている、というのは・・・ドーなのかしら???

 

来年の1.4東京ドーム大会は平日、それも月曜日の開催という、最も集客に苦労するであろう日程での開催。

にもかかわらず、目玉となる仕掛けが見当たらないというのは、新日は来年の東京ドーム大会を「捨てる」つもりなのでしょうか?

 

アザゼルだって、そんなわけが無いことは承知のうえ。

新日の興行方針に納得できないから、敢えて乱暴に筆を進めちゃっているんです。

 

興行会社が冒険をしなくなったとき、もはや興行会社の体を成しておらず、どこにでもある事務会社へと堕したと解釈することって・・・そんなに間違った見方かしら?

こんな状態じゃ、新日が高々と掲げた

年間売上100億円突破なんて

最初から「絵に描いた餅」

 

でね。。。

 

今回の本論は、ココからでございまぁ~す。

(出典)「nWoな人々」(2015年11月14日付記事)

 

ともすれば他の記事に埋もれてしまいそうな記事だけど、今後の新日本の動向を占ううえで非常に大きな意味を持つ内容が含まれていると思うんです。

WWEネットワークが日本でも閲覧できるようになるからって、

「日本のプロレス・シーンに大した影響などあるわけないじゃん!」

と思うのは、やや早計かもしれませんぞ。

 

例えば、こちらの東洋経済オンラインの記事をご覧くださいませ。

ネットワーク・ビジネスの肝は、時間と空間という制約を取り払うという点。

身銭を切る立場にある顧客にとって、サービスの提供会社が日本企業であるか米国企業であるか、本質的な問題には成り得ませんよね。

 

アマゾンは米国企業だからといって、日本人に受け入れられなかったでしょうか?

厚顔無恥で傍若無人なグローバル資本主義を批判しつつも、否応なくその勢力圏に入らざるを得ない現在の日本人にとって、日本企業かそうでないかを問うこと自体、無意味とは言わないまでも、さほど大した意味があるようには思えないんです。

(雇用や納税といった問題はあるものの、所詮はマクロの問題であって、個人の問題にまで還元するのは無理があります。)

 

アザゼル自身、Apple Musicに加入して以降、あれほど買いまくっていたCD・・・もう購入する気にもなれません。

ネットワーク・ビジネスの恐ろしさは、既存のビジネスの破壊をもたらす弱肉強食の世界なのであって、「和を以て貴しとなす」日本流の共存共栄なんて鼻で笑われて終わり。

 

ある日本人アーティストは、CDを買ってもらえないと、ネット視聴で入ってくるような金額ではスタジオで作品を作り込むことはできず、結果的にユーザーは不利益を被るって主張されていたけれど・・・それじゃ、生き残れないんですよねぇ~

おカネを生むインフラ環境が変わったのなら、それに柔軟に対応できるように「考え方そのものを変え」て、「組織そのものも変える」しかないんですもの。

 

さぁ~て。。。

 

WWEネットワークの日本進出の影響について、おそらく想定される反論の類は、

「日本人が日本人レスラーよりも米国人主体の外国人レスラーを応援するわけがない」

WWEは新日のG1との競合を避けるように日本公演を実施しているではないか」

といったものでしょうね。

実は、アザゼルも、そのとおりだと思っております。

 

しかし、見落としてはいけない点は、

WWEネットワーク」の日本進出は

新日の将来のための大切な芽である

新日本プロレスワールド」の発展を

大きく阻害する可能性がある

ということ。

競合他社の将来発展の芽を早期に摘んでおくことは、短期的に相手を直接的に叩く(販売シェアの奪取)よりも、あるいは効果が高いかもしれないのですから。

 

「真綿で首を絞めるように

 少しづつ、しかし、着実に

 競合会社の息の根を止める」

 

圧倒的資金力格差のある勝負だからこそできる戦略。

この勝負の行方は、数年後、満天下に晒されていることでしょう。