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xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

新日本プロレス : 前期も好調を維持するも、成長率は明らかに鈍化傾向に ~このままじゃあ年間売上も30億円程度で頭打ち!?~

えっと。。。

 

例によってエヌヒト様のブログからの引用でござる。

この景気が厳しき折、好調を維持しているというのは素晴らしい。

 

新日本プロレスのオーナーがブシロードに変わった2012年の時の売上げは11億円だったので、それから11億円→16億円→22億円→27億円とこの3年で倍増以上の成長をみせたことになる。

 

普通に考えれば、十分に誇っても良い成果でしょう。

 

でもね。。。

 

コレを年鑑伸び率で比較してみると・・・

3期前 → 45%

2期前 → 37%

前期  → 22%

(小数点以下は切り捨て)

と見事に成長率は鈍化傾向にあることが分かります。

 

もちろん、成長すればするほど比較すべき母数の数値(金額)も上がるので、成長企業でも成長率が上がり難くなる傾向にあることは、誰でも分かる話ではあるのですが、このままでは来期以降、30億円程度で頭打ちという事態も十分に想定し得るレベルです。

手塚社長が大きくぶち上げた年間売上高100億円に到達する可能性は、少なくとも現時点において非常に低いだろうと言わざるを得ません。

 

WWEの場合、ストーンコールドの全盛時代には、彼のTシャツだけで現在の新日本プロレスの売上げを超えていたそうですから、とても比較対照とはなり得ないでしょう。

言い換えれば、現在の新日の抱えている最大の問題は、

未だにニッチなプオタ層に支えられている

という点に尽きるんじゃないかしら。

 

地上波にもネットにもガンガン取り上げられて、一般層にも受け入れられるファッション・リーダー的存在でも登場しない限り、年間100億円の売上げを達成できる見込みなんて・・・あるのかしら?

「プロレスは『闘い』なんだ!」

その考え方について否定する気は毛頭無いのだけれど、じゃあ、その「闘い」をドンドン突き詰めていけば、一般層に浸透するのかしら?

 

何のためにプロレスという興行形態を選択したのか?

やりたいことをやるためにレスラーになったのか?

 

そろそろ新日の背広組も所属レスラーたちも、コレまでの成功体験を一旦脱ぎ捨てる時期に差し掛かってきたようにも思えるんです。

「プロレスって、こんなに面白いもんなんだよ!」というメッセージは、確かに過去の栄光を取り戻す契機となり、アザゼルのようなおバカなプオタ層も生まれ、その規模も拡大した。

 

その一方で、怖いのは「どん底」、「新日、冬の時代」、「今や業界の盟主はノア」などと揶揄された暗黒時代を何とか乗り越えた成功体験と経験なりノウハウが、コレからの成長を実現させるための障壁となり得るというコトを、新日の背広組はもとより、果たして所属レスラーたちに理解されているか・・・というと心もとない限り。

過去の成功体験の呪縛から逃れられずに、成長機会を自ら手放すようなことが無いよう、どうやって危機感を組織全体で共有化できるのかが問われている時期に、もう差し掛かっているんじゃないかしら。

 

もう少し具体的に書けば、勝負論重視という、苔の生した力道山時代からの幻影に別れを告げることができるか否かってこと。

プロレスは「闘い」であることは事実だとしても、ソレだけじゃニッチなプオタ層にしか響かないんじゃないの。

 

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分かった、分かった(笑)

そういったことが重要であることは、遥かに先行する音楽業界の実態を眺めれば、中学生でも分かること。

 

でもね。。。

 

それって、所詮は「手段」でしかないんですよね。

いくら便利でお手軽なツールを用意されたって、肝心のソフトに魅力が無けりゃ、誰も使ってくれないじゃん。

 

手段は重要だし、日進月歩で進む技術革新の成果をできるだけ早期かつリーズナブルに取り入れることは、生き残りを賭けた企業間競争の場では、むしろ当たり前のコト。

それと同時並行的に提供するソフトの質の向上だけでなく、ソフトの方向性を変えていくことにも取り組まないと、徐々に飽きられていくことも・・・

 

アザゼルの立場からすると、プ女子はいつまでもプ女子であり続けるわけではないんだもの。

追いかけるモノ、興味の対象が変われば、容赦なくプロレスなんか叩き切っちゃうぞ。

 

理由の如何はともかく、そんな離脱者は驚くほど多いでしょう。

もちろん女子だけじゃなく、男子だっておそらく同じようなものでしょう。

 

更に、飽きられない工夫だけじゃ、コレまでのプオタ層の枠内をグルグル回っているだけ。

一向に裾野が広がらないことだって考えられます。

 

禁断の場所とされてきた選手控室のようなバックヤードにカメラが常時入っていくのはいつなのか・・・

長州力さんが好んだというスポーツライクなプロレスに別れを告げることなんて、果たして新日にできるのか・・・

 

アザゼルの興味は、むしろ、こういったトコロにこそあるんです。

プロレス団体の経営という側面では・・・