xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

「左翼」を名乗るのなら、もう少し勉強したらぁ? ~日本の左翼が支持されない理由~

えっと。。。

 

このペンネーム、赤井歪なる著者。

敢えて暴走気味に書いている、というのは分かる。

 

しかしながら、大上段に振りかぶったのはイイんだけれど、(前回同様)案の定、思いっきり上っ滑りしちゃっている。

彼は言う。

中国への信頼を説くのが本稿の目的ではない。中国共産党が信頼だけで通用する相手でないことも当然だ。言いたいのは、戦争推進者の言い分を鵜呑みにするな、ということだ。

さらに、せっかく反戦を唱えているのに、「軍隊がなくて外国が侵略してきたらどうするんだ」と恫喝されて、もごもご口ごもる姿が目について歯がゆい。反戦の旗を掲げる者たちよ。決然と反論せよ。ここに軍事力を用いない政治的抵抗の方法を紹介しよう。

といって紹介するのが、ジーン・シャープの「独裁体制から民主主義へ~権力に対抗するための教科書~」

この本、アラブの春について関心のあった方ならご存じのはず。

 

でね。。。

 

彼は、この本を声高に掲げた挙句、こう叫ぶ。

戦争を放棄せよ! 軍事力がなくても侵略と闘う方法はある、自由のために闘える!

 

さって、ココで著者であるジーン・シャープ氏のインタビュー記事を取り上げましょう。

ちなみにインタビュアーは、先ほど赤井さんが紹介した著書の翻訳者自身です。

このインタビューで、日本と中国の紛争の可能性を問われたときの回答がコチラ。

ーー日本は、世界に例を見ない平和憲法を持ち、他国に攻撃をしかけないことを誓っている。だが、実際に北朝鮮や中国、ロシアに対する抑止力となっているのは、アメリカとの安保条約だ。

 問題に直面した際には、その問題自体をよく理解し、それがさらに深刻化するのを防がなければならないということだ。だが、日本には自衛隊法があり、軍事力もあるので、もし問題が現実のものとなった場合には、防衛のために自衛隊を投入できる。非暴力主義は、自己防衛をしないということではない。言葉だけでは何も達成できない。要は、何を成すことができるかだ。

 

――つまり、自己防衛のために軍事力を使うのは、あなたの唱える非暴力主義から外れないということか。

 そうだ。国外からの侵略に備え、それをどう防ぐかについてはそれなりの方法があり、1990年代にバルカン諸国が当時のソ連からの独立を達成する際にも用いられた。

 

ネットでサッと検索すれば簡単に出てくる程度の記事も押さえずに、自分の都合の良い解釈で文字だけをおかっけるから、こんな恥を晒すんですよ。

コレじゃあ、左翼は馬鹿ばっかり・・・そんな失笑を買うだけ。

 

リベラルでも左翼でも、どっちでもイイのだけれど、底が浅いっていうか、見えている地雷っていうか、こんなの信じろって方が無理。

民主党のフザけてんの?と思える委員会質問もしかり。

 

政権打倒を叫ぶのなら、ジーン・シャープ氏の指摘のとおり、

非暴力主義の抵抗運動では、個々のツール利用に先立って「スーパー・プラン(上位の計画)」があるからだ。それに従ってツールを決める。独裁政権を相手にするのならば、そのあり方をよく理解してスーパー・プランを定めなければならない。つまり、その独裁政権の強みはどこか、それはどこに現れているのか。また弱みは隠されているだろうから、反対勢力はそれを見いだして、その弱みをさらに悪化させるよう仕向けなければならない。政権が続けられなくなるほど、弱体化させるのだ。

 

シッカリしてくださいね。

左翼さん。