xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

新日本プロレス : エヌヒト様による「新日本プロレス戦略発表会」の論評を受けて ~プロレスはどこへ向かうのか~

 

さって。。。

 

エヌヒト様が「新日本プロレス戦略発表会」について論評されていらっしゃったので、アザゼルもその論評を受けて考えてみましたぞ。

とはいうものの・・・内容的に深堀などは到底不可能なので、その辺りはご容赦くださいませ。

 

ただし、「戦略」として公表した項目は複数あるのですが、一般に「経営戦略」とはいえないレベルのもの(つまり、改善程度のもの)も含まれてます。

そこで今回は未上場会社にとっては最大級の経営目標となり得る「株式上場」に絞りたいと思います。

 

プロレス団体が「株式上場」を目指す理由、それは

広く一般に

プロレスを「まともなモノ」として

プロレス団体を「まともな会社」として

認められたい

という点に集約できるのではないかしら。

 

「上場」のハードルは並大抵のことじゃない・・・

だからこそ、「上場」を達成できた会社は、社会から認められた、と(少なくともその時点では)いえるんですよね。

 

ただし、プロレス団体の場合、ココで大きな壁が立ちはだかるように思うんです。

「プロレス団体を上場させる社会的意義などあるのか?」

という壁が。

 

過去の記録を調べてみると、いわゆる「サラ金」会社を上場させるときにも大きな議論になったんだって。

ましてやプロレス業界には「上場」という先例はない・・・

 

個人的な推察に過ぎませんが、おそらくプロレス業界(会社ではなく業界そのもの)が上場に関して特別に配慮すべき業界、つまり、上場を認めるべきではない業界であるとみなされている可能性は、決して低くはないんじゃないかしら。

このハードルは、非常に険しく高い壁となるはず・・・

 

分かり難ければ、風俗産業を念頭に置いてみましょう。

いくら儲かってもソープランドが上場できる可能性は皆無です。

 

なぜか?

上場とは、ある意味で公器となることを意味し、それが上場の社会的意義であり、ソープランドの上場には、その意義が全く無いから。

 

金融商品取引法 第1条を読んでみて。

『国民経済の健全な発展及び投資者の保護に資することを目的』とすると明記されています。

 

国民経済の観点から好ましくないとみなされたら、「上場」なんて夢のまた夢。

法律は、その構成上、第1条に総則を置くことになっているので、この部分を軽く見ちゃうと・・・泣きを見ますぞ。

 

この壁で未だに上場が認められない有名な業界が、遊技業。

つまり、パチンコ・パチスロの遊技場の経営会社。

 

パチンコやパチスロの業界でも上場している会社はあるぞ!って反論されるかもしれないけれど、実はアレ、製造業として認められているんですよね。

しかも、その経営は所轄官庁である警察庁に生殺与奪の件すら握られている有様。

 

大手の遊技場の経営会社が、いくらコンプライアンスを重視した経営、クリーンな経営体質を叫んでも、それ以外の会社は・・・

しかも景品の換金問題が、未だにグレー・ゾーンのまま。

 

じゃあ、プロレスは?

 

いくら新日本プロレスは違うんだ!と抗弁したところで、他のプロレス団体はどう?

別冊宝島」で散々、某ノアっていう団体の反社会的勢力との黒い関係が取り沙汰されたことは、もう忘れちゃったの?

 

某スターダムとかいう団体で、リンチまがいの試合をしでかしてyahooニュースのトップに血だるまにされた女子の写真が大きく掲載されたのは、まだ去年のことじゃないですよ。

某佐野魂とかいう団体で、両国国技館においてキャット・ファイトや電流爆破マッチを開催したのは、ついこの間のことですよ。

 

大日本プロレスでは、蛍光灯や釘だの画鋲だのをリング上にばら撒いて、その上に人間を叩きつけることが日常的に行われているわよね。

DDTでは、選手の股間に手を入れたり、むき出しのお尻に顔面をくっ付けたり、ストリップまがいのショーツを脱ぐ行為が興行の目玉の一つになっているわよね。

 

こんなものを公器として認めることが、国民経済の健全な発展に資するのでしょうか?

アザゼルは、むしろプオタだからこそ、プロレスの持つ「イカガワシサ」が分かるんです。 

(この「イカガワシサ」が無くなったら・・・プロレスは死んだも同然・・・)

 

しかも。。。

 

実は上場維持って、スッゴクおカネがかかる。

取引所に支払うおカネだけじゃなくて会計監査報酬やら社内での態勢(注:体制じゃないよぉ~)整備やらなんやかんやで、年間1億円なんか軽く吹っ飛ぶんだって。

 

新興市場でも年間2億円を覚悟って読んだことがあるから、厳しい・・・

そこまでしてプロレス団体が上場を目指す理由って、何なのでしょう?

 

増資って軽くいうけれど、既存株主からみれば株主権の毀損を意味するわけだから、ハイそうですかっていうわけにはいかないし・・・

一方、オーナーにとって「上場」は、オイシイお話ばかり・・・

 

ところで。。。

 

新日本プロレスの親会社って未上場会社じゃなかったかしら?

(間違っていたら、ゴメンナサイ・・・)

もしそうなら、未上場会社の子会社上場って、更にハードルが上がることになるわね。

 

 さてさて。。。

 

個人的に新日本プロレスの上場には反対なんです。

何故かっていうと、ドー転んでも、試合内容が「ウソでしょう?」ってぐらいにマイルド化するから。

 

その理由は、エヌヒト様が詳細に論評されていらっしゃるとおり。

そんな新日、見たくないもん!

 

「上場」するために・・・

 

アハッ!

プロレスってマジじゃないっすよぉ~

 

チャンとシナリオもケツ決めもありますからぁ~

エンタメすっよ、エンタメ。

 

上場会社のナベプロと同じ。

レスラー? AKB48の女の子と同じ芸能人みたいなモンっす!

 

危険技?

大丈夫っす! 全面禁止にしますから。

 

テレビやネットじゃ流血シーンは全面カット。

頭部への攻撃や行き過ぎた関節技も禁止のうえ、

『ご家庭や学校では、絶対にマネをなさらないでください。』

とか

『プロレスは危険ですので、マネはしないでください。』

とか

チャンとテロップを入れますんで・・・

 

こうなったら、大人しくWWEを観ている方がまだマシ。

上場会社にはマネのできない、危険な要素だらけだからこそ、新日本プロレスWWEと差別化できているんだもの。

 

ちなみに。。。

 

先日開催されたWWEの日本公演の評価がやたら高いことは存じておりますが、普段観ているWWEのマイクパフォーマンス重視の甘ったるい試合が大嫌い!

ヨシタツ選手みたいに頸椎複雑骨折ぐらい当たり前の・・・(以下自粛いたします。) 

 

 

 

 

でも。。。

 

 

 

 

 

株主優待として、リングサイドご招待とか、観戦時に株主様にはお土産付とか、リング上でお気に入りの選手からお姫様抱っこしてもらっての写真撮影(キャー!)とか・・・

そんな特典があるのなら・・・考えてもいいかな・・・