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xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

ヤフーのトップニュースに掲載されたことの意味「なぜプロレスは八百長批判から解放されたのか?」 ~プロレスは、競技でもスポーツでもありません。ほとんど筋書きのないエンターテイメントなんでぇ~す~

プロレス!

最近気づいたことがある。それは、プロレスに関する議論で「八百長」という言葉を聞かなくなったことである。これはなぜだろうか?

 

来た、来た、来たぁぁぁあああああ!!

「スマート」層に属するファンなら、一度は通る道ならぬ「疑問」でござる。

 

一般に、プロレス・ファン(プロレス・オタク、略してプオタ)は、次の3つの層に分類されるといいます。

(1)マーク層

   プロレスを真剣試合だと思っている、児童あるいはチット頭のイタイ方々

(2)シュマーク層

   プロレスは真剣試合とは違うとは思っているものの、勝敗に関するシナリオ(ブック)までは無いと思っている、大人になることを拒んじゃうピーターパン症候群みたいな方々

(3)スマート層

   プロレスには、ブックが厳然と存在し、敵対関係だの因縁だのは、原則として、あらかじめ決められたストーリーに基づくものであることを理解しつつ、プロレスを愉しんじゃう大人の方々

 

つ・ま・り、プロレスにブックがあろうがあるまいが、

エンターテイメントなんだから愉しんじゃえばイイじゃん!

と、プロレスとの割り切ったお付き合い(大人の関係(笑))ができるのが、スマート層ってわけ。

 

以前はよく、こんな疑問がよく聞かれたものだ。  
「なぜ、選手をロープに振ったら戻ってくるのか?」
プロレスに関して抱く、最初の疑問はこれじゃないだろうか。

ほかにも、
 「なぜ5カウント以内の反則が認められるのか」
「時間無制限一本勝負や60分一本勝負でも、長くても30分くらいで試合が終わるのは、テレビの放送を意識しているのではないか」
「相手の協力がないとできない技があるのはどうなのか」
「なぜ、相手の技を逃げないで受けるのか?」
などなど、突っ込みどころはたくさんある。

 

この手の問題って、

「なぜ、面積を有しないと定義されている「点」が集合すると、長さを表す「線」になり、そのような「線」と「線」を乗算すると面積となるのか」

といった中学生が数学の授業中に感じる疑問と同じ類のモノでござるね。

 

結論は、「点」も「線」も「面積」も、そういうものだと決めたから。(マジ)

 

つ・ま・り、この手の疑問って、実は立てた「問い」自体に問題があって、自明であることを問うてはいけないんです。

 

Q)なぜ、選手をロープに振ったら戻ってくるのか?

A)それがロープに振られた選手に求められる振る舞いだから

 

この問いに対する答えは、これ以上でもこれ以下でも有り得ない。

そうしなかったら、エンターテイメントたる「プロレス」というジャンルは成立できないのですから(笑)

 

しかし。。。

 

そんなことで世間は許してくれないみたい。

だから、

プロレスというジャンル自体が常に八百長という疑惑と戦ってきたように思う。そのために、強さや痛みを証明しようとした。
例えば、今では知らない人も多いだろうが、アントニオ猪木モハメド・アリ、ウィレム・ルスカ、ウイリー・ウイリアムスなど、他種目の強豪との異種格闘技戦を行うことにより、強さを証明しようとした。

1980年代に盛り上がった、前田日明高田延彦藤原喜明船木誠勝鈴木みのるなどが在籍したUWFと、そこから分派した団体は、ロープに飛ばず、格闘技志向のルールで試合をすることにより、やはり強さを証明しようとした。

90年代の全日本プロレスは、三沢光晴川田利明田上明小橋建太による四天王プロレスの時代だったが、垂直落下式の過激な技を連発することにより、痛みに関する納得感、説得力のある試合をしていた。

 

で、三沢さんは広島の地に散ったってわけ?

ノアだけはガチ」と言われたから、プロレス八百長論が後退したと言われても、納得できませんけれど・・・

 

90年代くらいまでのプロレスは、暗に八百長疑惑と戦っていたように思う。

その後のプロレスはどうなったか。結論から言うと、見事に八百長という声を吹き飛ばしたように思う。もう、そういう議論自体、どうでもよいものになってしまった。

個人的には、プロレスがさらに進化すること、多様化することにより、それを成し遂げたのだと思う。

 

コレ・・・議論が乱暴すぎるっていうか、飛躍し過ぎっていうか、プ女子を自認するアザゼルでさえ、

「何言ってるのか、ちょっと分かんない」

レベルの論旨展開でござるぞ。

 

ココでの文脈では、文化や興味といった話題について、一般社会において個人間のコミュニケーションを成立させていた共通基盤(共通認識)が著しく脆弱化したことによって、他人との趣味等への関心も急速に喪失された結果、プロレスが好きだという者へのツッコミも必然的に行われなってきた・・・って感じじゃないのかしら。

 

もっと端的に言っちゃえば、

「プロレス? シラネw」

って感じ。

 

もう他人の趣味なんかにツッコミを入れる気にもならないって状況に、我が国の社会自体が分化したため、プロレスが八百長だろうがそうでなかろうが、

ドーでもイイ!

となっただけ。

別に世間一般に広くプロレスが受け入れられたわけではない、ってことに留意する必要があるわね。

 

今後注目されるのは、団体自らが「これはショーだ」と宣言するのはいつだろうかということだ。

「そんなこと、宣言するわけない」と誰もが思うだろう。ただ、時と場合によっては、そう宣言せざるを得ないこともあるのだ。
ずばり、上場である。

上場企業は、どんなビジネスをしているのかをガラス張りで報告しなくてはならない。

海外においては世界最大のプロレス団体といわれるWWEが上場しているが、その際に彼らは「レスラーという名のアクターによるショーを行っている」ということをカミングアウトした。

今後上場するプロレス団体が現れるかどうかということに、私は注目している。

ただ、カミングアウトしても、今さら怒られないだろう。

 

上場って・・・簡単にできるとでも思っているわけ???

まあ・・・夢物語のレベルね、現状の日本のプロレス団体じゃ。

(それにプロレス団体の上場だの何だのと言っちゃうと・・・また白石さんが喜んで湧いて出てきちゃうぞ(笑))

 

カミングアウトすべきだとは、アザゼルも思うけれど、裁判等や税務会計上の処理の際でもない限り、TPOを考えもせず自ら積極的にカミングアウトしちゃうとリアルに致命傷を負っちゃうぞ!