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xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

The loneliness of the long distance runner(長距離走者の孤独) ~怒りを忘れた人間に何の魅力があるというのか~

 

ボクは「モノクロ映画なんかツマラナイ!」そんな風に思っていたんです。

内容が古臭いし、第一、画質が悪いもの。

 

そんな思いを見事なまでに粉砕したのが、今回、紹介させていただいた映画。

そう、故アラン=シリトーの代表作(というか・・・これだけ?)である

「長距離走者の孤独」

 

お茶の水だったか、根津だったか忘れてしまったけれど、確か古書店のようなところで見つけて買ったんです。

理由は・・・このDVDのジャケットに映っている主人公が・・・

今見ても鼓動が止まらなくなるほどに魅力的だったから。

 

どんなジャケットなんだって?

ご興味がおありなら、コチラをご覧あれ。

 

ボクは、ピーター=オトゥールのような顔立ちの男子にメッチャ弱いんですが、このジャケを見たとき・・・

その瞬間に心臓がバクバクしちゃった・・・

 

うわぁぁあああ

このヒト、魅力的過ぎるぅぅううう

 

気付いたときには、声を上ずらせながら店員さんに

「こ・・・こ・・・これ・・・ください・・・」

その時のことだけはしっかりと覚えているのに、どこで買ったのかは忘れちゃった。

 

でね。。。

 

この映画、怒れる若者を描いた作品だと言われているらしいんですが、ボクには、ドーしてもそうは思えないのです。

コレは、ホントに素晴らしい青春映画。

 

だって、彼の未来に見えるのは絶望しかないんだもの。

そのくせ少しも救いが無いようには思えないんだもの。

最後の100mでみせた、否、魅せた、最高の反抗。

 

でも、ボクが感動したのは、彼の社会や権威に反抗する態度や言動ではないのです。

「男の人って、こんなにもセクシーなんだ・・・」ってことに感動したんです。

 

変態チックな物言いだけど、偽らざる本心でござる。

 

絶望を進んで受け入れるというか、

破滅を自ら望むというか、

権威なんぞに組みしねぇ!っていうか、

特別待遇なんかクソくらえ!っていうか、

そんなドーしようもないはずのオトコって・・・

ホントに素敵だと思うのです。

 

この映画・・・というかDVD、持っていて損はありません。

もし、どこかの中古屋さんでも見かけたら、コッソリ買っちゃうのが吉でござるよ。