xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

別冊宝島「プロレス 変な噂 悪い噂」を読む(その2) ~新日本プロレスがノアを事実上傘下に収めた真相とは~

現在のノアが置かれている現状は、興行内容をみれば誰でも容易に分かりますよね。

新日本プロレスの本興行から弾き飛ばされた旧世代の選手や鈴木軍がノアに派兵されることによって、何とか生き残っている、ってこと。

 

じゃあ、ノアは新日本プロレスによって買収されたのか?

どうやら真相は、買収されたという意味では半分当たっているのだとか。

 

会社そのものの買収は行っていない。

しかし、興行会社の生命線ともいえる

(1)所属選手の肖像権

(2)ノア・グッズのコンテンツおよび販売権

といった、

興行権以外の権利を

すでにブシロードに売却済み

なんだとか。

 

しかも、重要なことは、これらの取引は

ノア側から持ち掛けた話

だというのです。

これは・・・もう

お願いですから、助けてください

とノアは新日本プロレス側に白旗を上げたも同然。

 

つまり、ノアはもはや新日本プロレスに逆らうことなんて不可能。

だって、興行会社の生命線、売り払っちゃったのですから。

 

先般、ゴング編集長 GK金沢さんが

ノアと新日本プロレスの興行戦争だ!

って、ご自身のブログで煽っていらしたけれど、これが白々しいほどのポジション・トークでしかなかったことは、これで明らかになったって感じかしら。

新日本プロレスのおかげでご飯を食べているGK金沢さんの立場から考えれば、ホントのことなんか話せるわけないんでしょうけれど)

 

今後は、新日本プロレスブシロード)側は、ノア選手に関する商品開発や日本テレビが関与しない映像の配信すらも可能になるのではないか、とも。

1.4東京ドーム大会において、ノア・グッズが販売されていた背景には、こんな事情もあったんだぁ~

 

し・か・も、ノアには新日本プロレス側から動画配信の構築担当スタッフが2名派遣されているんですって。

これって、子会社扱いされているといっても過言ではございますまい。

 

ちなみに。。。

 

業績が回復傾向にある新日本プロレスに擦り寄ってきたのは、別にノアだけってわけではないんだって。

全日本プロレスも、W-1も

新日さまぁ~助けてぇ~

とスリスリしてきた・・・んだけど、新日側から思わぬ肘鉄を食らちゃったらしい。

(もちろん、全日にしても、W-1にしても、体裁上は業務提携って形で持ってきたらしい)

 

全日本プロレスの秋山社長は、旧知の永田選手のルートで新日側に一縷の望みを託したんだけど、頼みの綱の永田選手自身が主流派から外されちゃって・・・

白石オーナーから逃れたから、新日は暖かく迎えてくれる・・・そして新日本プロレスとの対抗戦でロケット・スタートできると目論んでいたらしいのに。

 

一日千秋の思いで待っていた回答が

全日、お断り!!

だったというのは・・・

 

何て言えば良いのか・・・新日本プロレスがオーナー会社だってことを忘れているんじゃない?

例え、旧オーナーが引き起こした軋轢だろうと、新日のオーナーを罵倒した会社と手を結ぶはずがないじゃない。

 

オーナー、っていうか、会社の支配権を持っている人間って、富士山みたいにプライドが高いんですから。

そのプライドを土足で踏みにじった旧オーナーだけでなく、会社そのものを許したりするもんですか。

 

W-1については・・・とにかく武藤さん以外に客を呼べない団体である以上、そもそも関わっても何のメリットもありませんものね、新日には。

いずれにしても、全日もW-1も今後の身の振り方を考えておいた方が良さそう。

 

さてさて。。。

 

新日本プロレスとしては、ノアを活用すること旧世代や鈴木軍の選手らを含めたアングルが容易にできる体制になり、いざというときのカードを組めるようにしたんだとか。

ココまでくれば、ノアはもう、煮て食うなり焼いて食うなり、新日の意のままに動かざるを得ない状況に追い込まれている・・・というのは、もはや否定できないのかもしれません。

 

それもこれも、とにかくノアにはおカネがなく、目先の資金確保ができなければ団体運営そのものが窮地に陥る状況だったらしいことは、今回の別冊宝島でも触れられています。

 とある訴訟案件で、被告となったノアから原告に対して

「会社には1万円のお金もありません」

からと連絡してきたというのですから・・・

 

今年、ノアでは選手年棒の大リストラが行われ、上位層の選手ですら

基本年棒は400万円を切る惨状

にまでなったと特集記事では触れられています。

プロレスは一つ間違えば生命機能に重大な損傷を与えかねず、文字どおり「命を削って」闘っているのに、その対価が年間で400万円にもならないでは、余りに過酷といえば過酷、余りに悲惨といえば悲惨。

(もちろん、こういう状況になることを別冊宝島が掴んだということは、内部者からの情報提供があったってことなんでしょうねぇ~)

 

で。。。

 

新日本プロレスにとって、さほど売れもしないノア・グッズの販売権を買収したところで、メリットらしいメリットはほとんどない。

それでも、新日本プロレスがそういった権利を買収した理由があるというのです。

 

そもそも何故、新日側は、ノアという死に体の会社なら叩き値で買えるであろうに、会社買収に動かなかったのか?

その理由についても、今回の別冊宝島では触れられています。

 

ご興味のある方は、別冊宝島「プロレス 変な噂 悪い噂」をご覧あそばせ。


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