xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

「女子プロレスは下劣の極みである!」との怒りのブログを読んでみたよ ~ある反プロレス・ブロガーの怒りに触れてみよう~


怒りの有るうちに〜女子プロレス開催について思うこと〜: オンブズマン横須賀

 

呟きで知ったのが、コチラのブログ。

まあ・・・らしい、といえば、らしい書きぶり。

 

多くの乳児院に寄付をすると知った。

私も個人で寄付をしているが、もっと別の行事で収益を考え寄付をする方法があると私は考える。

それでなくとも両親の元で育てられない乳児がいる乳児院へ、プロレス収益金での寄付はするべきではないと思う。

プロレスの人はひとり親に育てられたと、宣伝材料に集客数を煽っているようだが、お門違いも甚だしい。状況判断の欠落に、横須賀市の甘さに、一市民として恥ずかしさと怒りを覚える。

開催の中身を精査し、誰が見ても賛同できる行事を提案すべきが自治体である。

即刻、後援を中止すべきである。

 

フゥ~ン、プロレスは下劣の極みってわけね。

この手の議論って、すぐに立花隆さんのアノ話が思い出されます。

 

「プロレス少女伝説」という作品に「大宅壮一ノンフィクション賞」作品に選定されたとき、最後の最後まで大反対したのが、「知の巨人」こと立花隆さん。

ちなみに、ボクは「プロレス少女伝説」なる作品を手に取ってみたことはござらん。

 

で、立花さんはこんな風に反対の論陣を張ったらしい・・・

私はプロレスというのは、品性と知性と感性が同時に低レベルにある人だけが熱中できる低劣なゲームだと思っている。

そういう世界で何が起きようと、私には全く関心がない。

もちろんプロレスの世界にもそれなりの人生模様がさまざまあるだろう。

しかし、だからといってどうだというのか。

の大多数の人にとって、そんなことはどうでもいいことである。

所詮は孫引きだから、ホントにそうだったのかドーなのか、そんなことは分かりませんし、調べようとも思いません。

それこそ、ボクにとっては『そんなことはどうでもいいことである』から。

 

でね。。。

 

プロレスは下劣・低俗の極みであり、

そのファンらは下品・低能の下層民たち

といった見方は、結構、世間的には根強いのかもしれません。

 

個人的には・・・ヒトそれぞれだから

としか思えないんですけど・・・ねぇ~

 

ちなみに。。。

 

ボクは、このブログの書き手さんを非難するつもりはありません。

プロレスを否定することも、痛罵することも、個人の自由だから。

 

それに、片親だからという身の上話で同情を集めてチケットを買ってもらい、その収益の一部を乳児院に寄付するって方法がホントに行われていた・・・というのなら、このブロガーさんの怒りが分からないわけでもない。

「何を言ってるんだ!」とお怒りの方もいらっしゃるかもしれないけれど、この手の議論って、実はズゥ~と昔からあるんですよね。

 

例え話・・・

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むかし、むかし、キリスト教会が運営する孤児院で育った女の子がいました。

彼女は孤児院を出てから、いろいろな職業に付きましたが、やがて、生きていくために売春婦となりました。

それでも彼女はキリスト教への尊崇の念は絶やさず、毎日、お祈りを続けていたのです。

そのおかげなのか、彼女は地元の顔役の情婦となり、売春宿を何件も経営するまでになりました。

そんなある日、彼女は、教会の財政悪化を理由に孤児院を閉鎖されるとの話を耳にします。

彼女は早速、孤児院の運営責任者であるシスターに多額の寄付を申し出ました。

それだけのお金があれば、孤児院を閉鎖せずに済みます。

しかし、シスターは、彼女が売春宿の女主人であり、お金の出どころは売春によるものであることを知っています。

もし受け入れなければ、孤児院は閉鎖され、小さな子供たちは行き場を失います。

しかも、受け入れなかったからといって、彼女は売春宿の経営を止めたりはしないでしょう。

 

シスターは、売春はキリスト教の教理に反する行為であるとして彼女の申し出を断るべきでしょうか?

それとも、彼女なりの善意による寄付を受け入れるべきでしょうか?

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女子プロレスを売春と同列に扱うのか!」ってお怒りを受けちゃうかもしれないけれど、このブロガーさんにとってみれば、さして差のない行為ってことなんじゃないかしら。

そうでなければ、

横須賀市教育委員会後援で女子プロレスが開催されることが分かった。
市民として怒りと悲しみをここに伝える

とまでは言い切れないでしょう。

 

この手の議論って、論理的整合性なんかを超えて感情論に堕するのが常だから、いくら論理を持って相手の矛盾をついても、相手は反省もしなければ、ドンドンかたくなになっていくだけ。

難しいでござるね。