読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

プロレスのアキレス腱 : リング上での事故への補償問題 ~ヨシタツ選手、BUSHI選手の事故を参考として~

この問題は社外の人間だからって、「ハイ、そうですか」って感じで見過ごすことはできませんぞ。

特に現在の社会情勢を考えれば、決して疎かにできるような問題でもないと思うのでござるぅ~

 

さてさて。。。

 

最近の新日本プロレスにおける業務上の発生事故

(1)ヨシタツ選手(フリー)

第二頸椎粉砕骨折

 

(2)BUSHI選手(新日本プロレス所属)

急性硬膜外血腫

脊髄振盪

第12胸椎骨折

(全治6ヶ月)

 

ヨシタツ選手のケースは、正式な診断書に基づく報告ではなく、あくまでヨシタツ選手の呟きに掲載されていたもの。

そのため、軽々に取り扱ってよいのか、いささか疑問が残りますが、ココでは正しいものとして取り扱いますね。

 

前にも書いたとおり、頚椎が粉砕骨折しておきながら神経系の損傷が全く認められなかったというのは、マジ奇跡のレベル。

少なくとも通常の社会生活を営める可能性があるだけ、神に感謝すべきだと思います。

 

次にBUSHI選手の症状。

これは分かるヒトには分かると思うんですが、この短期間によくリハビリ開始にまで漕ぎ着けたなぁ~とビックリするほどの重症。

 

事故の場面をPCで観たけれど、今回の急性硬膜外血腫って、頭部損傷に伴う動脈性出血ってことになるんじゃないかしら?

BUSHI選手のブログを読む限り、頭蓋骨の骨折は無かったみたい。

 

なお、新日本プロレスのプレス発表では「脊髄震盪」ってなっているけど、正しくは「脊髄振盪」

脊髄振盪って、脳震盪と同様に甘く見てはいけませんぞ。

 

これもレッキとした脊髄損傷。

いずれにしても脊髄振盪と診断されたということは、少なくとも(一時的にせよ)身体の一部に麻痺が認められたということでしょう。

 

で。。。

 

彼らへの補償って、ドーなっているんでしょう?

まさか・・・個人事業主だから「知らねーよ!」なんて感じのトンデモ契約になっているんじゃない・・・よね。

 

そんなのだったら、ブラック企業を遥かに超えた

スーパーブラック企業

に即認定でござるよ。

「好きでやっているんだから、事故っても仕方ねーじゃん!」

という考え方、ボクは甘いと思うぞぉ~

 

特にBUSHI選手の場合、所属選手ってところがポイント。

新日本プロレスの契約内容って、ドーなっているんだろう・・・

新日本プロレスは、日本のプロレス団体の中では待遇面は最も恵まれているとも聞くけど、実際のところは分からないんです。

 

そもそも日本のプロレス・メジャー団体といったところで、売上高は30億円にも到達していない。

その程度の規模の会社が、選手の治療費や治療期間中の所得保障まで全部負担できるとも思えません。

 

それともレスラーのリング上での事故もカバーしてくれる保険なんてのがあるのかしら。

仮に、そんな保険があったとしても、保険料、信じられないほど高額なんじゃ・・・

 

間違わないでくださいね。。。

 

ボクは、新日本プロレスを糾弾したいんじゃない。

日本ではダントツ最大手の団体だから取り上げているだけ。

 

ゼロワンでは訴訟事件に至ったケースもあったし、そもそもインディではまともな契約書もないケースが珍しくないって、別冊宝島などの暴露本に書いてあったと記憶しています。

これって、プロレス団体のアキレス腱じゃないのかなぁ~

 

デスマッチ路線を並行して維持している大日本プロレスの場合、社長自らが「準メジャー」団体だなんて仰っているけど、障害を負った選手から訴訟を提起されたりしたら、意外なほど脆いかもしれませんぞ。

イマドキ、この手の問題に首を突っ込みたがる弁護士なんて沢山いそうだし。

 

WWEが米国の経済界で認知されたのは、NASDAQに株式を公開し、遂にはNYSEに株式上場を果たしたからだと、ものの本で読んだことがあります。

日本の場合、このあたりの問題も整理できていないようでは、上場どころか、証券会社の引受審査だって通らないでしょう。