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xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

nWoの人々 :  新日本プロレスワールドの考察を読んでみましょう! ~WWEのパクリというか、マンマかもしれない・・・それでも、やるしかないのだ!という果断さは認めざるを得ないのでは?~

nWoな人々 : サービス開始から2週間経過。新日本プロレスワールドについての考察

 

さてさて。。。

 

nWoな人々のブログ主であるエヌヒトさまの手による『新日本プロレスワールド』の考察。

特に申し添えるようなことも無いぐらいに精緻に考察をなさっているので、まずはご一読を。

 

敢えて申し上げるとすれば、エヌヒトさまも別角度から指摘されていらっしゃいましたが、米国のコンテンツ・ビジネスの潮流は、明らかにダウンロード型のビジネスから、オンデマンド型(ストリーミング型)のビジネスへと変化しつつあります。

ましてやCDやDVDを売って・・・なんていうビジネス・モデルには、将来の展望すら開けない状況に陥っています。

 

PPVが個別にコンテンツを買うというダウンロード型だとすれば、新日本プロレス・ワールドは言うまでもなくオンデマンド型。

これは時代を先取りしているというより、時代の流れを判断したうえでの事業展開といえるでしょう。

 

もっとも、オンデマンド型のビジネス・モデルの場合、泣き所があります。

一定以上、それも相当多数の契約者を獲得できないと、損益分岐点がダウンロード型よりも圧倒的に高いため、多大な損失を被ることになるってこと。

 

しかも、オンデマンド型のビジネスを展開する場合、データ配信速度が遅いなんてことは致命傷になりかねないので、ビックリするぐらいの初期投資費用がかかるだけでなく、維持コストもマジ!?っていうぐらいにかかる。

言い換えれば、一旦走り始めると、後戻りはできない・・・っていうか、下手をすれば、組織の維持すら難しくなるおそれすらある。

 

さらにいうと、じゃあ一定以上の契約者を確保できれば、コストは固定費が大半を占めるだけに、一気に収益が増大・・・するってわけでもない。

ここら辺はニコニコ動画の損益構造と同じで、一定規模を超えるほどのユーザー(契約者)を確保すると、今度は既存・新規のユーザーともに満足できるほどのシステム資源やら通信回線を確保しなければならないので、当面の間はイタチごっこを続ける他はない。

 

それでもなお、敢えて茨の道を選択する理由は、これまでのようなダウンロード型のビジネスを継続していてもジリ貧になる可能性があるから。

この辺の清水の舞台から飛び降りるような経営判断って、サラリーマンの成れの果てみたいな社長には絶対にできない。

 

果断な経営判断は、間違えたときに思いっき返り血を浴びることになる。

雇われ社長なら退陣を余儀なくされるし、そもそも社内をまとめきれるとも思えない。

 

それでもやるのだ!と猛烈な速度で推し進めることができるのは、組織の独裁者、つまりオーナーだからこそできること。

例えば、ソフトバンクの異常とも思える即断即決の経営って、孫さん以外にできるわけがないですものね。

 

定常的な業務運営は背広組がガッチリ守り、組織の行く末を決める重大な経営判断を迅速に行えるオーナーの存在。

現状のプロレス業界において、今回の案件をみても、組織の強度という面で新日本プロレスが抜きんでている・・・というより、比較対象にもならないほどの隔絶された差が付いているといえるでしょう。

 

もっといえば、木谷オーナーが新日本プロレスを買収した際、朝日テレビ新日本プロレスの大株主(議決権株式総数の10%を所有)として迎え入れるというスマートな判断が今回の提携に大いに効果を発揮しているという点も忘れてはならない。

コンテンツ・ビジネスの生命線ともいうべき映像資産を朝日テレビが押さえている以上、如何に彼らを「逃げられない」状況に追い込むのか、という経営戦略が必要不可欠なのですから。

 

この点は、過去に書いたことがあるので、また同じようなことを書いちゃったんですが・・・

流石、コンテンツ・ビジネスで生きてきた木谷オーナーらしいなぁ~と感心しちゃった。

 

まあ、いくら偉そうなことを語ったところで、自分では1円も稼いだことのない学生の戯言。

お許しあれぇ~