読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

全日本プロレス所属KENSO選手 ~何故、彼は選択を間違い続けるのか?~

アザゼルは、個人的にKENSO選手に注目しています。

理由は、リングの上ではなく、リングの下での彼の行動に興味をおぼえるから。

 

大学(明治大学)時代、ラグビーの大型ロックとして活躍し、チームは2年連続で学生日本一を獲得。

ラグビーマガジンでは、ファン投票によるベストフィフティーンに選出。

 

卒業後、東海テレビに就職。

ほどなく同社を退職し、新日本プロレスに入団。

 

翌年にはヤングライオン杯を制し、プロレス大賞の新人賞も受賞。

新日本プロレス在籍中は、棚橋選手とタッグチームを組むなど活躍するも、将来に希望が見えないからと、ほどなく(逆の意味で伝説となった)WJプロレスに移籍。

 

WJプロレスが事実経営破たん状態に陥ったため、給与不払いを理由に、ほどなく同社を退団しWWEに移籍。

WWE時代には、TIME誌の特集「世界で活躍する日本人」において、プロレスラーとして唯一掲載されるなど活躍するも、団体に待遇改善を強く要求した結果、交渉が決裂し、ほどなく解雇。

 

帰国後、ハッスルと契約。

今では(もちろん逆の意味で)伝説化した、対和泉元彌戦での「空中元彌チョップ」による敗北を演じきるも、ほどなく契約終了。

 

メキシコに渡り、CMLL所属となり活躍するも、ほどなくAAAに移籍。

AAAでは、トリプレマニアにおいて日本人初のメインイベンターとなるなど、トップレスラーとして活躍するも、ほどなく退団。

 

帰国後、全日本プロレスに移籍。

スピード・パートナーズ(当時)による買収後に発生した全日分裂騒動において、選手側の行動を白石オーナーにリークしていたことが暴露され孤立。

 

現在は、空気を読まないキャラクターとして細々とがんばっている。

 

妻の浩子さんのコラムにて、KENSO選手は、東海テレビを退職したこと、新日本プロレスを退団したことを、現在でも悔やんでいると書かれていました。

KENSO選手の行動をみていると、確かに「明るい未来が見えません」からと目先のおカネにとらわれて軽々に選択しているようにも見えなくはない。

 

しかし、自分の中では賢い選択をしたつもりでも、長い目で見れば、愚かな選択でしかなかったということって、別にKENSO選手だけに限ったものではございますまい。

彼は愚かであるかもしれない、だけど、そんな彼を笑える者がどれほどいるというのでしょう?

 

アザゼルがレスラーという人種に興味をおぼえるのは、リングの上のパフォーマンスが好きだからだけじゃない。

リングを降りて一人の人間として振る舞うとき、リングの上での姿とは余りにも対照的な悲哀と叫びを感じるからなんです。

 

他人が描いたアングルやストーリーの中で生きていくことを余儀なくされたレスラー、過去の栄光にがって生きていくしかないレスラー・・・

アザゼルは、そんなレスラーの姿に、生きていくことの意味を考えさせられるのです。