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xlab’s diary あやしい時代

感じたことを、感じたままに

新日本プロレス11.8大阪大会の行方を考えてみましょう ~すべては1.4東京ドーム大会の成功のために~

新日本プロレスが興行会社である以上、年間最大のイベントであり、業界の象徴ともいうべき大会となっている1.4東京ドーム大会の成功は、経営陣に課せられた至上命題であることは容易に想定できますよね。

事実、新日本プロレスの手塚社長は、常々、(木谷オーナーからも)東京ドーム大会を興行として成功させることが何より大切だと述べられているほどですもの。

 

ことほど左様に明確な経営目標が設定されている以上、メインイベントのIWGPヘビー級選手権試合が棚橋選手vs.オカダ選手という鉄板のカードを持ってきたのも素直に首肯できます。

では、ダブル・メイン・イベントと銘打たれるであろうIWGPインターコンチネンタル王座を巡る闘いは、どのような組合せが望ましいのでしょうか?

 

ココから11.8大阪大会のメイン・イベント、IWGPインタの試合結果をあらためて予想してみると・・・

 

(1)王者・中邑選手が防衛するケース

失敗できない東京ドーム大会で、柴田選手をチャンピオンシップに組めないという課題が生じるだけでなく、新鮮味があり、IWGPヘビーに見劣りしないだけの挑戦者をアサインできるのか、疑問がどうしても残ります。

 

(2)挑戦者・柴田選手が王座を奪取するケース

おそらく、これが最も可能性が高いと思われるケース。

東京ドーム大会でリマッチが組まれるのであれば、闘う理由も明確になりますし、人気の高い両者の組合せは、IWGPヘビーに比肩し得る鉄板のカードと申せましょう。

 

しかし、11.8大阪大会の見どころは、むしろ、凱旋早々に(というより、唐突に)セミ・ファイナルでスペシャル・シングル・マッチが組まれたヨシタツ選手vs.AJ選手の試合。

でも、ココで何故、ヨシタツとAJ?という疑問は有り得ないでしょう。

 

この試合の結果が単発で終わると考える方がどうかしています。

後ろに東京ドーム大会を控えているという大切な時期に、元WWE・ヨシタツ選手の顔見世興行でハイ終わりなんて、もしホントにそんなことをするのなら、イイ意味で期待を裏切り続けてきた新日のブッカーの手腕が泣くというものです。

 

おそらく、世間の、というより、プオタのほとんどが、上記(2)のケースを予想しているはず。

これを裏切る形で、マジっ!?ってな感じでインパクトを与える挑戦者が現れた方がチケットの売り上げに貢献できるかもしれませんものね。

 

WWE帰りのヨシタツ選手の鮮度が落ちないうちに、お客を呼び込むためのメイン・ディッシュに仕立て上げるのではないか。

そう考えれば、東京ドームのセミ・ファイナルの挑戦者として、ヨシタツ選手が進み出てくることも十分に考えられるのではないか。

 

こう考える理由の背景には、メイン・イベントの棚橋選手とオカダ選手の組合せは、鉄板カードではあるけれど、新鮮さという意味ではいささか賞味期限切れ。

AJ選手という外タレさんでちょっとスパイスを加えた以外、この二人でIWGPヘビー級王座を回しているだけなのですから。

 

これで、IWGPインターまで中邑選手と柴田選手という組合せを持ってきてしまうと、これ以上にない鉄板カードではあるけれど、セミからメインへの流れという軸で眺めると、新鮮味に欠けるきらいが強く出てしまうような気がするんですよね。

すでにG1でシングル対決も済ませているわけですから、シングルで3回目になっても新鮮味を維持できるのか、どうしても疑問符が付いちゃうんです。

 

ただし、だからこそヨシタツ選手がAJ選手を撃破した余勢をかって、東京ドーム大会でのIWGPインターの挑戦者に名乗りを上げる!と言いたいのではありません。

新日本プロレスが、至上命題である東京ドーム大会の成功に向けて、メイン・イベントでバリバリの安全パイを用意したうえに、更に安全パイを重ねるという慎重な(という名の在り来たりな)方策を選択するのか、それとも、興行の命である「イイ意味での裏切り」(という名の驚き)で勝負をかけるのか、確かめる好機になるのだと言いたいのです。

 

プロレスの楽しみは、単発での試合の行方だけなどではない。

興行会社の威信を賭けて臨む一大イベントで、とにかく安全パイを重ねるような選択をすると考えるのか、それともその逆を選択するのか、それを予想することもまた楽しみなんですよね。

 

これは、新日のブッカーとお客との知恵比べ。

・・・こんなことに喜びを感じるプ女子もいるんでござるよ。